日常生活の中で、小さなトラブルに遭遇することは少なくありません。封筒を開けるのにハサミがない、ねじが緩んでドライバーが手元にない、急にメモを取りたいのにペンがない……。こうした瞬間、ひとつのツールで複数の役割を果たせるものがあればどんなに便利だろうか。XEdge が開発した「The Flounder 3.0」は、そんな願いに応えるべく誕生した多機能 EDC ツールです。6 か月にわたる改良とテストを経て、さらに進化したこの 3 世代目は、小ささと機能性を両立させ、日常のあらゆる場面で頼りになる存在になります。
商品紹介
Kickstarter コミュニティの声に耳を傾け、バージョン 2 の成功を踏まえて開発された The Flounder 3.0 は、「最大の機能を最小限のサイズで実現する」という理念を貫いています。アウトドアから日常の場面まで、持ち運びのしやすさが最優先されたこのツールは、これまで以上にコンパクトで安全、そして賢い設計となっています。
その名の通り、13 種類の機能をひとつの小さなボディに凝縮しています。ミニ永久ペン、プライバー、火打ち石、釘抜き、ロープカッター、開瓶器……。思いがけない場面で必要になる道具が、すべて首から下げて持ち歩けるほどのサイズに収まっているのです。さらに、表裏両面が同じように美しいデザインとなっており、実用性だけでなく装飾性も兼ね備えています。

The Flounder 3.0 の特徴
The Flounder 3.0 の最大の進化点は、チタン製セーフティエッジの搭載です。バージョン 2 の 2 ピース設計を基に、開発チームは日常の切断ニーズに応えるべくこの機能を改良しました。コンパクトなサイズを維持しつつ、従来の刃物が抱える安全性の課題を一気に解決したのです。
このセーフティエッジは、テープ、紙、プラスチックをスムーズに切り裂くことができながら、肌に触れても全く傷をつけません。「半鋭利」という独特の設計により、故意に指をこすっても怪我をする心配がありません。日常で 80%の切断作業をこなすことを目指したこの刃は、使うほどにその「安心感」を実感できるでしょう。
サイズに関しては、前代比 20%小さくなり、長さがわずか 2 インチ(約 5 センチ)にまで縮小されました。ほとんどの鍵よりも短いのに、その小さなボディの中に 13 種類の機能が詰まっているのです。手に持ったときのフィット感が向上し、操作性も格段に向上しています。
キーチェーンホールの設計も工夫されています。鍵につけて持ち歩くのも、ネックレスとして首に下げるのも自由自在。超軽量なので長時間身につけても疲れを感じず、対称的な形状が日常の装いに自然に溶け込みます。いざというときにはすぐに手に取れるので、思わぬ場面で大活躍することでしょう。
その他の注目機能として、磁気式永久ペンチャンバーが挙げられます。強力な磁石がペンをしっかりと固定し、激しく振ったり急に動いたりしても脱落することはありません。この永久ペンは、革や木材、壁、さらには水中でも書くことができます。配送伝票へのサイン、突然のアイデアをナプキンに書き留める、地図にルートを描く……。インクが乾かないのでいつでも使用可能で、交換式のリフィルを数秒で交換するだけで永遠に使い続けられます。
磁気式ドライバーも 2 種類(1/4 インチと 1/6 インチ)搭載されており、メガネのねじを締めたり、家具を組み立てたりするのに最適です。4mm ビットは電子機器(スマホやノート PC のネジ、ゲームコントローラーの修理、メガネの蝶番調整)や小型家電(時計の電池交換、デスクランプやスマートホーム機器の調整)、趣味やおもちゃの修理に使用できます。6mm ビットは家具、家電、アウトドアギアなど、一般的な作業に最適です。さらに 2 つの 4mm 磁気式ビットストレージスロットがあるので、必要なビットを常に携帯できます。
キャンプのロープ、もつれたコード、邪魔なジップタイー……。これらを一気に切り裂くのがロープカッターです。スムーズな切断を実現し、糸くずが出るのを防ぎます。山の頂上で冷たいビールを開けるときも、開瓶器があれば瞬時に可能です。
プライバーは日常の頑固な作業に大活躍します。ペンキの缶を開けたり、固いプラスチック包装を切り裂いたり、密封された蓋を開けたり、釘を抜いたり、物をこじ開けたり……。硬化鋼で作られたこの部分は、強力なてこの原理を活かし、いつでも頼れる力を発揮します。
釘抜きも同様に硬化鋼で作られており、頑固な釘、画鋲、ステープルを木材やその他の表面から安全かつ迅速に抜くことができます。材料を傷つけたり、怪我をしたりする心配がないので、フェンス、パレット、DIY の失敗作業から釘を取り除くのに最適です。
刃が鈍くなったら、セラミック製の刃研ぎ溝を使って簡単に研ぐことができます。料理の準備、丸太を削る作業、サバイバルシチュエーション……。数秒で刃を鋭利に戻すことができます。
鋸刃は小さなフレームにもかかわらず、強力な切断力を持っています。邪魔な枝を切ったり、PVC パイプを切断したり、避難所のために木材に切り込みを入れたり……。その力は外見からは想像できないほどです。
キャンプ場で日が暮れたとき、あるいは緊急事態が発生したとき、火打ち石機能が役立ちます。ストライカーを背骨部分でこするだけで、火種に着火するための火花が飛び散ります。手間取ったり、かさばったりすることなく、鎖にぶら下がった状態でも簡単に操作できます。なお、The Flounder 3.0 の火打ち操作にはフェロロッドが必要で、コンパクトなフェロロッドキャリーソリューションも提供されています。
暗闇の中でも視認性を確保するため、The Flounder 3.0 には3 つのトリチウムスロットが装備されています。これにより、美しさを保ちながら暗闇の中でも位置を確認できます。トリチウムバイアルとグローチューブの 2 種類から選択できますが、寿命が長く(充電不要)、利便性に優れているトリチウムバイアルが特に推奨されています。
素材にはGR5 チタン合金が使用され、精密な CNC 加工によって作られています。これにより、長期間の使用と過酷な屋外環境に耐えることができます。チタン合金の特長である軽量性、耐久性、耐食性を最大限に活かし、The Flounder 3.0 はあなたの永遠の相棒となるでしょう。

まとめ
The Flounder 3.0 は、6 か月にわたる改良とテストを経て生まれた進化した EDC ツールです。前代からさらに小さく、安全で、賢い設計となり、13 種類の機能をひとつのコンパクトなボディに凝縮しています。
最も注目すべきチタン製セーフティエッジは、安全性と機能性を両立させ、日常の切断作業を安心してこなすことができます。GR5 チタン合金の使用により、軽量でありながら耐久性と耐食性を備え、長期間の使用に耐えます。
磁気式永久ペン、磁気式ドライバー、ロープカッター、開瓶器、プライバー、釘抜き、刃研ぎ溝、鋸刃、火打ち石、トリチウムスロット……。これらの機能が、わずか 2 インチのサイズに収まっているのです。
日常の小さなトラブルに対応するだけでなく、アウトドアでの冒険や緊急事態にも大活躍する The Flounder 3.0。その多機能性と優れたデザインは、あらゆる場面であなたをサポートし続けるでしょう。小さなボディに込められた開発チームの思いが、日常の質を高め、冒険の可能性を広げることでしょう。