Appleは今後、立て続けに2回の新製品発表を予定しているようです。まず10月13日には、スマートホーム製品を中心とした大規模なアップデートが行われ、新型スマートホームハブ「HomeView」が目玉製品として登場する見込みです。

さらに10月27日前後には、MacとiPadを中心とした新製品発表が予定されており、なかでもタッチ操作に対応したOLED搭載MacBook Proが最大の注目ポイントとなりそうです。Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が、ニュースレター「Power On」でこれら新製品に関する最新情報を伝えています。

HomeView:Appleの新たなスマートホームハブ

今週のAppleの発表はスマートホーム製品が中心となる見込みですが、Apple公式サイトには現時点で特別なイベントページは公開されていません。そのため、今回は大規模な発表イベントではなく、プレスリリースと動画を組み合わせた形式で発表される可能性が高いとみられています。

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今回の主役となるのが、新型スマートホームハブ「HomeView」です。HomeViewはディスプレイとA18チップを搭載し、家庭内におけるSiriの司令塔のような役割を担う製品として位置づけられています。

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Gurman氏によると、「View」という名称には、この製品の用途そのものが反映されているとのこと。HomeViewは、音声操作を中心に、スマートホーム機器の状態を確認したり、各デバイスを操作したりするためのディスプレイとして設計されています。ディスプレイ自体はタッチ操作にも対応するものの、iPadのようにタッチ操作を中心とした端末ではなく、あくまで音声操作を主体としたスマートホームデバイスになるようです。

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HomeViewには、2つのモデルが用意されるとされています。

  • デスクトップモデル:金属製スピーカーベースを採用。スペースグレイ、シルバー、スターライト、ピンクの4色展開
  • 壁掛けモデル:フラットなスクエア型ベースを使用して壁面に設置。カラーはスペースグレイとシルバーの2色展開
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HomePod miniとApple TVも同時にアップデート

HomeViewと同時に、既存のスマートホーム関連製品2モデルも刷新される見込みです。

まず、HomePod mini 2にはS10チップが搭載され、新しいカラーバリエーションとして、ピンク、ホワイト、グリーン、ブルー、ミッドナイトの5色が用意されるとされています。HomePod miniは、家庭内のさまざまな部屋で音楽再生や音声操作を可能にする役割を担いますが、音質についてはHomeViewのほうが優れているとも伝えられています。

一方、新型Apple TVにはA19チップが搭載され、特に2つの大きなアップデートが予定されています。ひとつは、Apple TV本体へのマイク搭載です。これにより、リモコンを持ち上げたり、HomePodを連携させたりしなくても、テレビに向かって直接Siriへ話しかけられるようになります。

もうひとつは、リモコンへのスピーカー搭載です。ソファの隙間などにリモコンを落としてしまった場合でも、音を鳴らして見つけやすくなる仕組みです。

発売時期については、HomePod miniとApple TVが10月30日発売、HomeViewについては11月中旬ごろの発売になるとされています。

「Apple Home Collection」も登場へ

今回、Appleはもうひとつ注目すべき動きを見せるようです。AppleはLGと提携し、スマートホーム関連アクセサリーをまとめた製品群を直接展開するとされています。

ラインアップには、スマートドアベル、スマートロック、サーモスタット、温度センサー、屋内・屋外用セキュリティカメラ、さらにはフラッドライト付きカメラなどが含まれます。また、欧州市場向けにはSchneider Electric(シュナイダーエレクトリック)と共同でエネルギー関連機器の開発も進めているとのことです。

これら一連の製品は「Apple Home Collection」という名称で展開され、一般ユーザーがスマートホーム環境を構築する際に必要となる主要カテゴリーを、ほぼ網羅する製品群になるとみられています。これまでAppleはHomeKit対応製品の拡充を主にサードパーティメーカーに委ねてきましたが、今回はApple自身が製品の設計・製造により深く関与する形になります。

ただし、LGが製造するこれらのアクセサリーについては、早くても2026年後半の出荷になるとされており、具体的な発売日は明らかになっていません。

タッチ対応OLED MacBook Pro、3年越しで登場へ

10月には、もう一つAppleの発表イベントが予定されています。開催時期は10月27日前後になるとみられ、その中心となるのが新型14インチ/16インチMacBook Proです。内部コードネームは、それぞれ「K114」「K116」とされています。

Gurman氏は2023年初頭の時点ですでに、Appleがタッチスクリーン搭載MacBook Proを開発していると報じていました。当初は2025年末の発売が目標とされていたものの、開発上の優先順位変更やサプライチェーンの進捗が想定より遅れたことなどから、発売時期が後ろ倒しになったとされています。

新型MacBook Proでは、主に以下の変更が予定されています。

  • ディスプレイをOLEDへ刷新し、タッチ操作にも対応
  • iPhoneのような**Dynamic Island(ダイナミックアイランド)**を採用
  • macOS「Golden Gate」をタッチ操作向けに最適化
  • 本体重量を大幅に軽量化。ただし厚みについては大きな変化なし

MacBook Proとしては非常に大きな方向転換となりそうです。

M6搭載MacとOLED iPad miniも登場

10月末の発表では、そのほかにも複数の新製品が登場する見込みです。まず、14インチMacBook ProとiMacについては、現行モデルのデザインを引き継ぎながら、プロセッサーを最新のM6チップへアップデートするとされています。

また、新型iPad miniではOLEDディスプレイを採用し、A20 Proチップを搭載する見込みです。さらにFaceTimeカメラの位置が変更されるほか、スピーカーシステムもアップグレードされると伝えられています。

一方で、価格は大幅に上昇する可能性があります。Gurman氏によると、新型iPad miniの開始価格は799ドル前後になる可能性があり、現行モデルの599ドルから約200ドルの値上げとなる見通しです。

今回の一連の発表が、Appleにとって2026年最後の大規模な新製品投入になるとみられています。

そして2027年初頭には、新型MacBook Air、MacBook Neo、iPhone Air、iPhone 18シリーズに加え、エントリーモデルのiPad、iPad Air、iPad Proなど、さらなる新製品の登場が期待されています。