災害が起こると、飲食に困ったり、ケガや体調不良に見舞われたりすることもあるでしょう。
そのため、日頃から非常食や衛生用品などを準備しておくことも必要です。
防災バッグの中には、災害時に必要な保存食や照明器具、簡易衛生用品などが詰め込まれているため、いざというときにすぐ持ち出すことができます。
また、防災バッグの中に防災グッズを入れておくことができるので、保管にも優れています。
災害時の電源確保には「ポータブル電源」を使おう
また、災害時には停電などにより、電源の確保が必要になることがあります。
懐中電灯やライト、スマートフォンを持っていても、充電ができずに電源が切れてしまっては意味がありません。
また、ライトを持たずに避難をしていると、暗い道を避難するときにケガをしてしまう可能性があるほか、視界が悪いために危険に晒されるリスクも高くなります。
そんな災害時のピンチに役立つのが、「ポータブル電源」です。
ポータブル電源を持っていると、スマートフォンなどの充電が屋外でできるほか、調理器具やドライヤーなどを接続して使うこともできます。
防災バッグに加えて「ポータブル電源」を一緒に備えておくといざというとき大変便利です。
防災グッズ厳選10種
ここからは、厳選した10種のおすすめ防災グッズを紹介します。
①~⑤がおすすめの防災バッグ、⑥~⑩がおすすめの非常用電源です。
防災バッグも非常用電源も価格の安いものから順番に紹介していますので、自分の用途や目的、予算にあった防災グッズを探してみてくださいね。
①クラシド 防災セット ウエストポーチ250N
価格 2,750円(税込)
ワンショルダーのウエストポーチに防災グッズを入るだけ詰め込んだ防災セットです。
水やクッキーなどの食糧をはじめ、マスクや綿棒といった衛生用品、携帯トイレやカイロ、軍手など、いざというときに役に立つものがたくさん。
自宅だけでなく、オフィスなどにも備えておけば、もしもの時にウエストポーチだけを持ち出せばいいので安心です。
重さは全部で約900gなので、お子様用防災セットとしてもおすすめ。
②山善 非常用持ち出し袋 防災グッズ30点セットYBG-30
価格 4,480円(税込)
歯ブラシや綿棒、携帯トイレをはじめとする衛生用品はもちろんですが、紙皿やプラカップ、割り箸など、災害時の食事に役立つカトラリー用品も充実しています。
また、レインポンチョやサンダルなど雨の日に活躍するグッズや、アルミブランケット、エア枕といった就寝時に役立つアイテムも同梱。
30点ものグッズが入ったリュックサックですが、女性や子ども、高齢者でも持ち運びやすい軽量設計になっています。
③HIHハザードリュック 36点セット
価格 12,980円(税込)
防災グッズの人気商品36点を厳選し、詰め込んだハザードリュック。
リュックの中身は成人1人分用のセットとなっており、ご飯5杯分のエネルギーが摂れる「えいようかん」、衝撃を和らげる防災頭巾などが付属しています。
20リットルサイズのリュックには反射材が付いているので夜間の避難にも対応しているほか、撥水加工なので雨天時の避難にもおすすめです。
④ EX.48 防災備蓄ローリングバッグ ノア 特別セット
価格 19,800円(税込)
阪神淡路や東日本大震災の被災防災士と救援に駆けつけた防災士の体験・意見をもとに、厳選された防災用品と食品、体温計などが入った防災バッグ。
内容・機能の充実した36点、49機能の防災用品が入っています。
また、バッグとカートを分離できるため、バッグを背負ったりカートで運んだりと色々な運び方が可能です。
組み立て式カートを取り付ければローリングバッグとして使えるため、断水が長期化した時などにカートを使えば大量の生活用水の運搬も楽々行えます。
食品には長期5年以上保存可能な、永谷園製造のレトルト食品をチョイスしています。
⑤MODERN g GeeZola
価格 29,480円(税込)
大型のソーラーパネルを搭載した便利なバックパックなので、背負っているだけでモバイル機器の充電ができる、優れものです。
それなのに、重さは約800グラムという軽量設計。
そして、背中にあたる部分や肩紐にはクッション素材を内蔵しているため身体への負担が軽減されるほか、メッシュ素材を採用しているため通気性も良好。
アウトドアなどの様々なシーンで活躍するほか、災害時にも必要なものを入れて持ち出すことができる50~70Lの圧倒的な収納力を兼ね備えたバックパックです。
⑥エコフロー「EFDELTA」
価格 139,500円(税込)
災害時はもちろん、アウトドアでも使えるポータブル電源です。
定格出力は1,600ワット、瞬間最大出力は3,100ワット。
1,260Whの容量なので、ほとんどの家電製品やDIYツールに電力を供給できます。
一時間以内に0%から80%への充電が可能という急速充電テクノロジーを搭載しており、一般的なポータブル電源と比べて10倍早く充電することが可能です。
また、様々な機器に電力を供給するために必要なすべてのポートに対応しており、13台のデバイスへ同時に電力を供給することができます。
⑦Jackery PTB1000
価格 139,800円(税込)
2~4日使用できる安心の大容量電源のため、数日間電気が使えない状況でも安心です。
1,000Wの出力電力と2,000Wのピーク電力に対応しているため、消費電力が1,000W以内の電化製品(炊飯器、ドライヤー、電気ケトル、オーブントースター、ヒーターなど)を使用することができます。
ACアダプターによるコンセントからの充電はもちろんのこと、180WのDC入力ポートを装備しているため、コンセント充電する場合は約7.5時間、自動車のシガーソケットを利用する場合は約14時間でフル充電が可能。
また、バッテリーマネージメントシステム(BMS)によって使用時には電圧や温度を適切に管理しており、過充電や過放電を防止することで高い安全性を実現しています。
⑧MODERN g Gamp Hero
価格 141,900円(税込)
コンパクトなサイズであらゆるものを充電できる、パワフルなポータブル発電機。
しかも、本体には非常電源としてLEDが付いているため、災害時などの明かりが欲しいシーンでも活躍してくれる一台です。
災害時に心配なのが電化製品の充電切れですが、595Whの大容量バッテリーを搭載しており、2,500回以上の充電が可能。
また、過放電・過充電なども防いでくれるので、バッテリー持ちも非常に良く、約10年間のバッテリー持ちを可能にしています。
また、リチウム電池とソーラーパネルのハイブリッド発電により、従来の発電機よりも静音で、環境にも大変エコな一台となっています。
⑨Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh)
価格 169,900円(税込)
高機能・高品質・求めやすさに加え、使いやすさと耐久性にもこだわった、ポータブル電源です。
リン酸鉄リチウムイオン電池の中でも特に高品質なセルを採用し、一般的なポータブル電源の約6倍の長寿命バッテリーを実現。
1,229Whの大容量、1,500Wの高出力で幅広い機器を長時間利用できます。
また、大容量モデルにも関わらず、超急速充電技術によりわずか1時間で80%まで充電可能。非常時でも短時間で十分な電力を確保できます。
本製品の重さは約19.9Kgと決して小型軽量モデルではありませんが、人間工学に基づき計算された幅約46cmのダブルグリップにより、両手での持ち運びやすさと負担の軽減を追求しています。
⑩BLUETTI(ブルーティ)ポータブル電源 AC200P
価格 179,880円(税込)
2,000Whのバッテリー容量を備え、定格出力2,000W(ピーク4800W)まで対応可能。
2,000Wまでの家電製品が充電可能なので、防災用途やアウトドアだけでなく、キャンプや車中泊などにも幅広く対応できます。
また、さまざまな充電ポートを搭載しているため、最大17台デバイスの同時給電が可能。
ワイヤレス充電機能も付属しており、本体上部にワイヤレス充電対応のスマートフォンを置くだけで2台まで充電可能です。
バッテリーには安全・安定のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、大容量ポータブル電源AC200Pの充放電サイクル回数は、驚異の約3,500回以上です。
災害が起こってからは準備できない! 日頃から防災グッズの用意を!
いかがでしたでしょうか。
今回は防災バッグとポータブル電源といった、おすすめの防災グッズを10種ご紹介しました。
避難勧告が発令されてからすぐに防災グッズを買いに行くことは困難です。
だからこそ、日頃から準備しておくことが必要になります。
また「自分が住んでいる場所は大丈夫」「これまでも大丈夫だったから…」といった油断は、命取りにもなりかねません。
「あのとき、防災グッズを持っていれば」と思うことがないように、自分のためにも、一緒に住んでいる人のためにも、まずは一つ、防災グッズを手元においてみてはいかがでしょうか。