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Old Fashioned|レトロな佇まいで開放的に音を楽しむオンイヤーヘッドホン

※本記事は他社製品の紹介です。ご希望の方は、下記のボタンをクリックし、外部サイトにてご購入ください。

¥4,680

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音楽を聴くための道具には、性能だけでは語りきれない魅力があります。耳をすっぽり覆う大型ヘッドホンの没入感もいい。完全ワイヤレスイヤホンの手軽さも便利です。けれど、軽く耳に乗せて、まわりの空気を残したまま音楽を流すオンイヤーヘッドホンには、また別の心地よさがあります。

Old Fashionedは、水月雨(MOONDROP)による40mmオンイヤーヘッドホンです。名称の通り、見た目はどこか懐かしいレトロスタイル。けれど中身は、単なる復刻風デザインではありません。40mm大型ダイナミックドライバーオープン音響構造0.78mm 2Pinリケーブル対応伸縮式ヘッドバンドフレキシブルジョイント構造など、ポータブルヘッドホンとしての扱いやすさと音づくりの工夫が盛り込まれています。公式仕様では、製品名は「MOONDROP Old Fashioned 40mm On-Ear Headphone」、型番はMD-HP-032、ドライバー構成は三層構造ハイブリッド振動板とされています。

大きなノイズキャンセリング機能やワイヤレス機能で飾るのではなく、Old Fashionedが向いているのは、もっと素直なリスニングです。机の上のPCに挿して音楽を聴く。ゲーム機につないで軽く遊ぶ。HiFiプレーヤーで好きなアルバムを流す。USB-C版なら、対応デバイスでマイクやリモコン操作も使える。そんなふうに、音楽や動画、通話を身近な距離で楽しむための一台です。3.5mm版はHiFiプレーヤー、3.5mmジャック搭載のゲーム機、PC、スマートフォンなどで使用可能とされ、USB-C版はUAC対応デバイスへの接続に対応しています。

Old Fashionedの特徴

Old Fashionedを語るうえで、まず触れたいのは開放的な音場設計です。このヘッドホンは、耳を密閉して音を閉じ込めるタイプではなく、オープン型小型ヘッドホンとして設計されています。音の抜けが自然で、圧迫感を抑えた聴き心地を目指している点が特徴です。密閉型のように外音を強く遮る方向ではないため、静かな部屋で音楽に浸るときはもちろん、周囲の気配を完全に消したくない場面にもなじみます。たとえば、作業中にBGMを流したいとき。音楽に集中しすぎず、しかしスマートフォンのスピーカーよりもしっかり聴きたい。そんな距離感に、オンイヤー型の軽さと開放型の抜けはよく合います。

音の核となるのは、40mm大型ダイナミックドライバーです。小型のオンイヤーヘッドホンでありながら、コンパクトな内部構造によって大口径ユニットを搭載している点がOld Fashionedの大きな見どころです。販売店の商品説明では、振動板のダンピング特性とユニットf0を最適化することで、小型オープン型ヘッドホンでは得にくい深い低音の下支えを追求していると説明されています。つまり、ただ軽くて薄い音を鳴らすのではなく、低域に一定の厚みを持たせながら、クラシカルでゆったりした聴き心地を狙った設計です。

ここでいう低音は、重低音を過度に強調するという意味ではありません。むしろOld Fashionedの魅力は、音を力任せに押し出すのではなく、開放型らしい自然な広がりの中に低域の存在感を置いているところにあります。耳元で音が詰まりすぎると、長く聴いているうちに疲れてしまうことがあります。Old Fashionedは、オープン音響構造と大型ドライバーの組み合わせによって、抜けのよさと音の土台を両立させようとしたヘッドホンです。ポップス、ボーカル曲、動画視聴、ゲーム、ポッドキャストなど、音の輪郭と聴きやすさを重視したい用途に合わせやすいでしょう。

さらに、三層構造ハイブリッド振動板を採用している点も見逃せません。公式仕様では、ドライバー構成として「Three-layer Rigid-flex Composite Diaphragm」と記載されています。振動板は、ヘッドホンの音を生み出す非常に重要な部分です。軽さ、硬さ、しなやかさのバランスが音の反応や歪みに影響します。Old Fashionedの仕様では、全高調波歪はTHD≤0.2%(@94dB、1kHz)、インピーダンスは32Ω±15%(@1kHz)、感度は109dB/Vrms(@1kHz)とされています。再生周波数帯域は20Hz〜32kHz、有効周波数帯域は20Hz〜20kHzです。

装着面では、伸縮式ヘッドバンドフレキシブルジョイント構造がポイントになります。Old Fashionedは、従来の小型ヘッドホンに見られるスライド式のヘッドバンド構造を受け継ぎながら、外観や筐体の細部を再設計しています。耳の位置や頭の大きさに合わせて調整しやすく、イヤーカップ側がある程度動くことで、耳への当たり方を整えやすい構造です。小型ヘッドホンは軽快な反面、耳への当たり方が合わないと違和感につながりやすいもの。だからこそ、こうした可動部の作りは実用面で大切です。

特に注目したいのが、ジョイントや伸縮時の操作感を改善するために導入されたダンパー設計です。ヘッドホンを手に取ったとき、スライド部分が安っぽくガタつくか、それとも滑らかに動くか。これはスペック表だけでは伝わりにくい部分ですが、使い続けるほど印象に差が出ます。Old Fashionedでは、見た目のレトロ感を残しながら、操作時の感触や装着時の安定感に配慮した作りが説明されています。

ケーブルまわりも、この商品の大きな個性です。Old Fashionedは0.78mm 2Pinリケーブル対応設計を採用しています。一般的な低価格帯のポータブルヘッドホンでは、ケーブルが本体に直付けされていることも少なくありません。その場合、ケーブルが傷んだり、断線したりすると、本体ごと使いにくくなってしまいます。しかしOld Fashionedは、ケーブル交換に対応することで、使用環境に合わせた柔軟性を持たせています。さらに、リセスドソケット構造により本体側の耐久性にも配慮されていると説明されています。

3.5mm版は、シンプルに音楽を楽しみたい人に向いています。PC、ゲーム機、HiFiプレーヤーなど、3.5mm端子を備えた機器に接続して使えるため、余計な設定を挟まずに扱いやすいのが魅力です。一方で、USB-Cマイク・リモコン版は、スマートフォンやタブレット、USB-C出力を使うデバイスとの相性を考えたモデルです。USB-C版には高音質マイク内蔵のリモコンが搭載され、ボタン操作で音楽の再生や一時停止、電話の応答や切断などを行えるとされています。音楽を聴くだけでなく、通話やオンライン会議、動画視聴にも使いたい人には、この違いが選ぶ際の目安になります。

音質面では、DF-HRTF特性に忠実な周波数レスポンスという説明も重要です。HRTFとは、音が耳や頭部の形状を通ってどのように届くかを示す考え方で、ヘッドホンの自然な聴こえ方に関係します。Old Fashionedは、独自開発のオープン音響構造と専用設計の大型ダイナミックドライバーを組み合わせることで、オープン型小型ヘッドホンとして優れた周波数特性を実現するとされています。スペックの数字だけを追うのではなく、実際に耳へ届く音の自然さを意識した設計と言えるでしょう。

外観についても、Old Fashionedははっきりした個性を持っています。シンプルなヘッドバンド、コンパクトなオンイヤー形状、過度に装飾しない筐体。いかにも高機能ガジェットというより、音楽を軽やかに持ち出すための道具という印象です。レトロという言葉は、単に古いという意味ではありません。必要なものだけを残し、手に取りやすく、扱いやすい形にまとめること。Old Fashionedのデザインには、その方向性が感じられます。

そして、このヘッドホンは「音楽を真剣に聴く時間」と「気軽に流す時間」のあいだに置きやすい製品です。大型ヘッドホンほど構えず、完全ワイヤレスイヤホンほど機能に依存しない。耳に乗せる。ケーブルを挿す。再生する。それだけで音が始まる。この単純さは、意外と贅沢です。机の引き出しに入れておくサブ機としても、レトロな外観を楽しむポータブルヘッドホンとしても、Old Fashionedは独自の存在感を持っています。

まとめ

Old Fashionedは、懐かしさをまとった見た目と、実用的な音響設計を組み合わせたオンイヤー型有線ヘッドホンです。40mm大型ダイナミックドライバーオープン音響構造三層構造ハイブリッド振動板0.78mm 2Pinリケーブル対応伸縮式ヘッドバンドフレキシブルジョイント構造といった特徴により、軽快さと聴き心地を両立させています。

派手な機能を詰め込むのではなく、音を自然に聴くための基本に立ち返った一台。PCやゲーム機、HiFiプレーヤーで使いやすい3.5mm版、マイク・リモコン操作に対応したUSB-C版という選択肢もあり、用途に合わせて選べる点も魅力です。

レトロなデザインのヘッドホンを探している人、軽く装着できる有線ヘッドホンが欲しい人、開放的な音場で音楽や動画を楽しみたい人にとって、Old Fashionedは候補に入れておきたいモデルです。見た目は懐かしく、聴き心地は軽やか。耳元にそっと乗せるだけで、音楽との距離を少しやわらかくしてくれるヘッドホンです。