ロボット掃除機はあなたのお部屋の床をきれいに保つのをとても簡単にしてくれます。
ロボット掃除機は近年さらに改良され、ごみを吸い取るだけでなくモップ機能まで搭載されるまでになっています。
あなたの日々のタスクを減らしてくれる優れものです。
もちろん機能性が高い分本体価格が高価なものもありますが、今までになく中価格帯や手頃な価格のオプションが増えています。
ロボット掃除機の探し方
では、ロボット掃除機を選ぶ際に何を基準に探すべきなのでしょうか？
お家の床のタイプ
お家の床のタイプはどのようなものでしょうか？
カーペット、それともタイルや木の床でしょうか。
あなたのお家の床タイプによって、吸引力が強い掃除機なのか、モップ付きで磨いてくれる掃除機なのか、掃除機のタイプも変わってきます。
Wi-Fi接続
Wi-Fi接続は、多くの電化製品の間でとても重要です。
もちろんロボット掃除機にとっても重要な機能。
しかし手頃な価格のデバイスの中にはWi-Fiに対応していないものもあるため、安価な購入をする前に必ず確認するのをおすすめします。
Wi-Fi接続に対応しているロボット掃除機であればモバイルアプリと通信できるようになり、より快適に使用できます。
吸引力
吸引力も考慮すべき重要な要因です。
ペットの毛や砂埃は日常生活を送る上でどうしても出てきてしまうゴミ。
これはロボット掃除機でなくても大事なことですが、通常の掃除機でも「吸引力」は最重要事項と言えるでしょう。
ロボット掃除機を比較するのは実際には難しいです。
それ業界の中で基準となる単位が無い為です。
一部の会社はパスカル（Pa）レベルを提供しており、一般にPaが高いほど掃除機の吸引力は強くなります。
しかし他の会社はPaに頼らず、単に自社のロボットが他のロボットよりX倍の吸引力があると述べています。
マッピング機能と物体検出
あるロボット掃除機の中には、家のマッピング機能や物体検出、自動ゴミ箱廃棄などの高度な機能が搭載されたものが見られます。
ホームマッピングは掃除機がセンサーを使用して、掃除しながらあなたの家のレイアウトをマッピングし、特定の部屋やエリアに送ることができる機能です。
ほとんどのロボット掃除機には物体検出機能がありますが、椅子の脚や子供のおもちゃのようなものを実際に避けることができるものは他よりも優れているでしょう。
近年のロボット掃除機の特徴
初めはゴミや塵を吸引するだけだった掃除機が、近年はモッピング機能を備えたロボット掃除が増えています。
モップ機能を持つ掃除機は内部に水タンクを持つか、または床をモップする際にゴミ箱と交換する別の部品として持っています。
日常で床を水拭きしたりなどの作業をこの機能を持ったロボット掃除機に任せることができます。
しかしその分、水タンクの充填と空にする作業は私たち人間が行わなければならないのです。
また、ドッキングステーションにゴミ箱が搭載されたモデルもあります。
各掃除作業の終わりに、ロボット掃除機は自主的にドッキングステーションに取り付けられたゴミ箱にゴミを捨てるのです。
今まで掃除の後に毎回ごみを捨てていたこの作業が、これからは週に1回などでよくなるのです。
しかし専用のごみ袋が必要になる場合もあるのでその際の費用負担はあります。
便利な機能が備わるのはうれしいことですが、その分他の面で人の作業が必要になることもあるようです。
おすすめのロボット掃除機
今回はロボット掃除機で有名なiRobotの「Roomba」についてご紹介していきます！
iRobot Roomba Combo j9+
スペック
床のタイプ：全ての床のタイプ
Wi-Fi接続：あり
機能：障害物回避、家のマッピング、Alexa/Googleアシスタント音声制御
モッピング機能：あり
自己排出：あり
Roomba Combo j9+の特徴
Roomba Combo j9+は、私たちが望む全ての機能を備えています。
驚くべき強力な吸引力、深い床のスクラブ、障害物を避けるための数多くのスマート機能を持ち合わせています。
これは前モデルのRoomba Combo j7+よりも優れた機能であり、液体タンクを自動で補充できる新しいクリーンベースも特徴です。
従来のロボット掃除機よりも高価ですが、Roomba Combo j9+はプロの清掃サービスに匹敵する仕事をしてくれます。
さらに嬉しいのは無料交換サービス。
特にペットの排泄物を避ける能力において、ペットの飼い主向けの最高のロボット掃除機兼モップの一つですが、実際にj9+が猫や犬の排泄物が原因で汚れを作ってしまった場合、iRobotは無料で代替機を送ってくれます。（最初の1年間のみ有効）
また、Roomba Combo j9+は家のマッピング機能を備え、以前のどのRoombaよりも遥かに速く正確に家をマッピングできます。
j9+はAmazonとGoogleのスマートアシスタントとも連携しているので、スマートスピーカーに清掃のリクエストを叫ぶだけで済みます。
メリットとデメリット
メリット
- 強力な吸引力と深い床の溝までスクラブ
- 障害物を避ける高度なスマート機能
- 液体タンクを自動補充するクリーンベース
デメリット
- 高価
- 猫や犬の固形排泄物に対する無料交換保証があるものの、それに遭遇する危険性はある
iRobot Robot Roomba j7
スペック
床のタイプ：全ての床のタイプ
Wi-Fi接続：あり
機能：高度な障害物回避、家のマッピング、Alexa/Googleアシスタント音声制御
モッピング機能：なし
自己排出：なし
Roomba j7の特徴
Roomba j7は障害物回避技術に優れた機能的なロボット掃除機です。
約600ドルのj7にはクリーンベースが付属していませんが、約200ドル追加で同じ掃除機にベースが付いたものを手に入れることができます。
Roomba j7シリーズの特徴はアップグレードされたAI駆動のコンピュータビジョンで、これが物体を検出し避けて移動してくれます。
これにはペットの糞も含まれるのでロボット掃除機が壊れてしまうのを防いでくれます。
他のロボット掃除機と同様にiRobotモバイルアプリで清掃スケジュールを設定できるので、急に清掃作業を始める必要はありません。
アプリには「お気に入り」セクションがあり、「リビングルームと玄関を掃除する」のようないつも使うプロファイルを作成できます。
また、音声コマンドを使用したい場合、ロボットはAmazonのAlexaとGoogleアシスタントをサポートしています。
懸念点があると言えば、ロボット掃除機がゴミ箱をベースに空にする際に大きな音がするのです。
空にする手順は、実際にベースが掃除機からゴミを吸い取ります。
その際に大きな音が鳴るため、早朝や夜間の使用には注意が必要です。
メリットとデメリット
メリット
- 強力な吸引力
- 高度な障害物回避
- 使いやすいモバイルアプリ
デメリット
- 高価
- 初期の家のマップ作成中に掃除ができない
- ゴミをベースが吸い取る際に大きな音がする
まとめ
高度なマッピング技術、障害物回避能力、そしてモッピング機能を組み合わせた現代のロボット掃除機は、今後の家庭用ロボット掃除機の開発方向性を示唆しています。
特に自動液体タンク補充などの自律性の向上は、ユーザーの介入をさらに減らし、より快適な生活空間の維持を可能にします。
将来的にはさらに進化したセンサー技術により、家庭内のあらゆる障害物をより精密に回避し、掃除機の効率と有効性を高めることが期待されるでしょう。
このような技術革新は、ロボット掃除機がさらに多機能でユーザーフレンドリーな家庭用アシスタントへと進化していく未来を見させてくれそうですね。