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iOS 18.4でApple Intelligenceが日本語に対応:2025年4月時点の新機能

Apple Intelligenceが初めて日本語で使えるようになったiOS 18.4。当時の新機能と対応機種を、Appleのリリースノートで確かめ直しました。

Modern-G 編集部更新 約5分で読めます
角の丸い縦長の画面の輪郭の中に、文章を表す3本の線があり、そのうち1本が書き直されるように波打って小さな光の点に変わる、抽象的なイラスト
イラスト:Modern-G
この記事は2025年4月3日に公開したものです。2026年10月に事実関係を確かめ直し、誤りを正して「その後の動き」を加えました。本文の機能や表現は、iOS 18.4が配信された当時のものです。

2025年3月31日(米国時間)、AppleはiOS 18.4の配信を始めました。日本のiPhoneユーザーにとっての大きな変化は、AppleのAI機能「Apple Intelligence」が日本語で使えるようになったことです。同じ日にAppleは、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語(簡体字)なども加えたと発表しています。

ここでは、当時のiOS 18.4で何が使えるようになったのかを、Appleのリリースノートに沿って整理し直します。

対象はiPhone 16シリーズとiPhone 15 Proだけ

Apple Intelligenceは、iOS 18.4にアップデートすればどのiPhoneでも使えるわけではありませんでした。Appleのリリースノートが対象として挙げているのは、iPhone 16のすべてのモデルと、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxです。iPhone 15やiPhone 15 Plus、それ以前の機種では、iOS 18.4を入れてもAI機能は使えません。旧記事ではこの点に触れていませんでした。

処理は基本的にiPhoneの中で行い、大きなモデルが必要な場合はAppleのサーバー(Private Cloud Compute)を使う、というのがAppleの説明です。

iOS 18.4で日本語でも使えるようになった主な機能

Appleの「iOS 18 のアップデートについて」に載っているiOS 18.4の項目から、日常で使う場面の多いものをまとめると次のとおりです。

分野できるようになったこと(Appleの説明の要旨)
作文ツール入力するほぼすべての場所で、文章の書き直し・校正・要約。どう書き直すかを言葉で指示することもできる
メールと通知“メール”の優先メッセージ(内容を把握し、注意が必要なメッセージを受信トレイの上に表示)、通知の要約、優先度の高い通知を通知の上部に表示
Siri画面の端が光る新しい表示、画面下部をダブルタップしてのタイプ入力、セッション中は会話の文脈を維持
写真説明文での写真検索、写り込んだ邪魔なものを消す機能(クリーンアップ)、説明からメモリームービーを作成
画像と絵文字Image Playground(アニメ・イラスト・スケッチのスタイル)、キーボードから作るオリジナル絵文字「ジェン文字」
ChatGPT対応Siriや作文ツールからOpenAIのChatGPTを利用。アカウントなしでも使え、その場合のリクエストは匿名でモデルの学習に使われない

旧記事は、メールの優先表示を「『緊急』『至急』などのキーワードが入ったメール」を目立たせる機能と説明していました。Appleの説明は、メッセージの内容を把握して優先する、というものです。キーワードで判定するとは書かれていないため改めました。ジェン文字についても、旧記事の「主にメッセージアプリでの使用に限られる」は、Appleの「カスタムの絵文字を直接キーボードから作成できます」という説明と合いません。

ChatGPTとのデータのやり取りが気になる人は、ChatGPTのメモリの仕組みと確認方法もあわせて読んでおくと安心です。

ビジュアルインテリジェンスはiPhone 16以外でも

カメラを向けたものについて調べたり、写っている電話番号やメールアドレスを使ったりできる「ビジュアルインテリジェンス」は、もともとiPhone 16のカメラコントロールから呼び出す機能でした。ギズモード・ジャパンの2025年4月4日の記事は、カメラコントロールのないiPhone 15 ProとiPhone 16eでも、設定の“アクションボタン”に割り当てれば長押しで起動できると紹介しています。

ただ、Appleの日本語のiOS 18.4リリースノートには、この点の記載が見当たりません。旧記事はこの機能をiOS 18.4の目玉の一つのように書いていましたが、ここではリリースノートの機能一覧とは分けて扱います。

旧記事から直したこと

旧記事は書き出しで「2025年4月、AppleがリリースしたiOS 18.4」と書いていました。日本では4月1日の朝に配信が始まったので日本時間では誤りではありませんが、Appleの記録の配信日は2025年3月31日(米国時間)なので、本文はこちらにそろえました。

Siriの説明にあった「昨日の予定をもう一度教えて」といった例は、Appleの資料に見当たらないため削除しました。Appleが説明しているのは、同じセッションの中で直前のやり取りを踏まえて話せる、という範囲です。結びの「今すぐiOS 18.4を体験してみてください」も、2026年の読者には意味のない呼びかけなので外しています。

その後の動き(2026年10月時点)

iOS 18.4のあと、iOSは2回の大きな更新を経ています。Appleのセキュリティリリースの一覧で確認できる主な節目は次のとおりです。

  • 2025年4月16日:iOS 18.4.1
  • 2025年9月15日:iOS 26。Appleは、Apple Intelligenceをより多くの場所に統合し、画面上のコンテンツについて調べられるようにしたこと、ライブ翻訳を強化したことを挙げています。当時の発表の受け止め方はApple OS 26の記事で紹介しました
  • 2026年3月24日:iOS 26.4
  • 2026年9月14日:iOS 27。2026年10月26日時点の最新はiOS 27.2です

iOS 18の系統も、iOS 26に更新できないiPhone XS、XS Max、XRに向けて、2026年10月26日にiOS 18.7.11が配信されるなど、セキュリティ修正が続いています。

2026年10月25日公開のAppleのサポートページによると、iOS 27のApple Intelligenceは日本語を含む16言語で使え、対象はiPhone 15 Pro・15 Pro Max、iPhone 16以降などです。新しいSiri「Siri AI」はベータ版として案内されています。機能は地域や言語によって使えない場合があります。iPhoneの新しい機種は2026年9月の発表会のまとめを参照してください。

Sources

  1. Apple サポート「iOS 18 のアップデートについて」(iOS 18.4の項) (2026-10-29確認)(新しいタブで開きます)
  2. Apple サポート「Appleのセキュリティリリース」(iOS 18.4、18.4.1、26、26.4、27、27.2、18.7.11の配信日) (2026-10-29確認)(新しいタブで開きます)
  3. Apple Newsroom「Apple Intelligence features expand to new languages and regions today」(2025-03-31) (2026-10-29確認)(新しいタブで開きます)
  4. Apple サポート「iOS 26 のアップデートについて」 (2026-10-29確認)(新しいタブで開きます)
  5. Apple サポート「次世代のApple Intelligenceを使い始める」(2026-10-25公開) (2026-10-29確認)(新しいタブで開きます)
  6. ギズモード・ジャパン「iPhone 15 ProとiPhone 16eで『カメラAI』を有効にする方法」(小暮ひさのり、2025-04-04) (2026-10-29確認)(新しいタブで開きます)
  7. ITmedia PC USER「『iOS 18.4』リリース 『Apple Intelligence』の日本語対応など多数の新機能」(2025-04-01) (2026-10-29確認)(新しいタブで開きます)

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