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メカニカルキーボードのおすすめ:最初の1台を軸・サイズ・配列で選ぶ
赤軸か茶軸か、テンキーは要るか、日本語配列は選べるか。仕事にもゲームにも使う最初の1台を、公式の数値と国内価格で絞り込みます。

キーボードを替えようと思って調べ始めると、すぐに「赤軸・茶軸・青軸」「75%」「ラピッドトリガー」といった言葉が並びます。どれも大事そうに見えて、どこから決めればいいのか迷いやすい買い物です。
ただ、最初の1台で外せない条件は、実はそれほど多くありません。打つ場所(人がいるか)、机の広さ、日本語配列が要るか、Macでも使うか。この4つが決まれば、候補は数台に絞れます。
この記事では、軸・サイズ・配列・接続の順に判断のしかたを整理し、ロジクール、Razer、HHKBなど国内で正規に買えるモデルを、2026年10月23日時点の公式価格で比べます。
Modern-Gはこの記事の製品を実機でテストしていません。仕様と価格は各メーカーの公式情報、打鍵感などの評価はITmedia PC USERの記事にもとづいています。
結論:最初の1台はこの4つの道から選ぶ
価格は2026年10月23日に各社の公式ストアで確認した税込価格です。
| こんな人 | 本命 | 公式価格 | 引き換えになること |
|---|---|---|---|
| 仕事中心、Macとも併用、日本語配列 | MX Mechanical Mini | 22,220円 | 薄型スイッチで、ホットスワップの記載なし |
| 打鍵感を楽しみたい、予算は2万円以内 | Alto Keys K98M | 18,590円 | 軸はリニアのみ。横幅401mm |
| 対戦ゲームでの速さを重視 | Razer Huntsman V3 HE Magnetic | 17,980円から | 有線のみ。仕事向けの機能は少ない |
| 持ち歩く、独自の配列に慣れる気がある | HHKB Studio | 44,000円 | 高価。配列に慣れが要る |
まず「とにかく安く試したい」なら、Logicool GのG413 TKL SE(11,000円、有線、タクタイル)が、今回公式価格を確認できた中でいちばん安いメカニカルです。好みの軸がわかってから、2台目で本命を選ぶ方法もあります。
迷ったときの基準は、打つ場所に人がいるかどうかです。オフィスや家族のいる部屋なら、クリック音の出る青軸系は外しておくと後悔が減ります。音そのものを抑えたい人は、静かなキーボードの選び方も参考になります。
軸の違い:赤・茶・青と、磁気スイッチは何が違うのか
「軸」はキースイッチの種類のことです。CHERRY MXの色分けに由来する呼び方で、メーカーが違えば同じ「赤軸」でも数値は少しずつ異なります。ここではCHERRYの公式値を基準にします。
| 種類 | 公式値の例 | 押し心地 | 音 | 向く場所 |
|---|---|---|---|---|
| リニア(赤軸系) | CHERRY MX2A Red:45cN、作動2.0mm、全体4.0mm | 引っかかりなく沈む | 比較的静か | 自宅・ゲーム |
| タクタイル(茶軸系) | CHERRY MX2A Brown:55cN、作動2.0mm、全体4.0mm | 途中に小さな段差 | 比較的静か | 長文・仕事 |
| クリッキー(青軸系) | CHERRY MX2A Blue:60cN、作動2.2mm、全体4.0mm | 段差とカチッという音 | 大きい | ひとりの部屋 |
| 静音リニア | CHERRY MX2A Silent Red:45cN、作動1.9mm、全体3.7mm | リニアと同じ | 消音機構つき | 共有スペース |
| 磁気(ホール効果) | Razer HE:作動点0.1〜4.0mmで調整 | 製品により異なる | 製品により異なる | 対戦ゲーム |
cN(センチニュートン)は押す力の単位で、ほぼ同じ数字のgf(グラム重)と考えて差し支えありません。CHERRYの製品ページでは、茶軸と青軸に「operating force」と「actuation force」の2つの値が載っています。表は見出しに掲げられた前者の値です。
タクタイルとクリッキーは「音」で分ける
タクタイルとクリッキーは、どちらも押し込む途中に段差があります。違いは音です。CHERRYの説明では、青軸は段差を越えたところで部品が当たり、クリック音が出る構造です。Razerも、グリーンスイッチは「クリック音とタクタイルバンプ」、イエロースイッチは「滑らかで静音設計」と区別しています。
仕事用として、ロジクールはMX Mechanicalに「静かなタクタイル」「クリッキー」「リニア」の3種類を用意しています。日本語配列でも3種類から選べるので、軸だけで機種を変える必要がありません。
磁気スイッチとラピッドトリガー
磁気スイッチ(ホール効果スイッチ)は、キーの位置を磁気センサーで読み取ります。Razerによると、Huntsman V3 HE Magneticは作動点を0.1〜4.0mmで調整できます。ラピッドトリガーは、キーがわずか0.1mm戻っただけで入力を解除する機能で、連打や細かい移動が速くなる、とメーカーは説明しています。
これは主に対戦ゲームのための機能です。文章を打つだけなら、作動点を浅くするとかえって誤入力が増えることもあります。東プレも、REALFORCEのAPC機能(作動点の調整)について、0.8mmは高速入力やゲーム向け、3.0mmは誤入力を減らす設定と説明しています。仕事中心の人にとって、ラピッドトリガーは必須の条件ではありません。
静電容量無接点方式は「メカニカルの隣」
REALFORCEとHHKB Professionalシリーズは、厳密にはメカニカルではなく「静電容量無接点方式」です。電極が接触せずにキーの押下を検知する方式で、メーカーは耐久性と打鍵感の良さを特長に挙げています。HHKB Professional HYBRID Type-Sは押下圧45g・ストローク3.8mm、REALFORCE R4は30g・45g・変荷重から選べます。
メカニカルと比べて決めかねているなら、選択肢に入れてかまいません。ただ、価格はHHKB Professional HYBRID Type-Sが36,850円と高めです。REALFORCE R4は、東プレが公表している2026年6月15日改定後の価格で、フルサイズ39,820円、テンキーレス38,940円です。
サイズと配列:テンキーの有無と、JISかUSか
軸の次に効いてくるのが、本体の大きさです。サイズの呼び方は、フルサイズを100%として、どれだけキーを削ったかで表します。
- フルサイズ:テンキーまで全部入り。数字入力が多い経理・表計算向き。
- テンキーレス(TKL):テンキーだけを省いた形。矢印キーやHome/Endは残ります。
- 75%:テンキーレスをさらに詰め、矢印キーやファンクション列を残した形。
- 65%:ファンクション列も省き、Fnキーとの組み合わせで呼び出す形。
サイズで変わるのは、主にマウスまでの距離です。キーボードが短いほど、右手をマウスへ動かす幅が小さくなります。
公式の横幅で比べると、フルサイズのMX Mechanicalは433.85mm、テンキーのないMX Mechanical Miniは312.6mmです。差は約12cmで、そのぶんマウスを体の近くに置けます。Excelで数字を打つ時間が長くなければ、テンキーレス以下を選んで、必要ならテンキーを別に足すほうが机は広く使えます。机まわり全体の整え方はデスク環境の作り方にまとめています。
JIS配列かUS配列か
海外ブランドの多いメカニカルキーボードでは、配列の選択肢が限られることがあります。日本語配列(JIS)とUS配列の大きな違いは、記号の位置と、日本語入力を切り替えるキーです。
US配列には「半角/全角」や、Macの「英数」「かな」キーがありません。それでも日本語入力はできます。Microsoftのサポートページでは、WindowsでAlt+`(バッククォート)を押すと日本語入力のオン/オフが切り替わると案内しています。Appleのサポートでは、Control+スペースバーで入力ソースを切り替えるか、設定でCaps Lockキーに切り替えを割り当てられると説明しています。
編集部としては、初めての1台はふだん使っているノートPCと同じ配列を選ぶことをすすめます。会社のPCがJISなら、自宅の1台だけUSにすると、記号を打つたびに手が迷いやすいからです。配列の詳しい比較は、別の記事で扱う予定です。
各社の日本語配列の状況は次のとおりです(2026年10月23日に公式ストアで確認できた範囲)。
- ロジクール:MX Mechanical、MX Mechanical Mini、Alto Keys K98M、G512 X 75、G413 TKL SEは日本語配列で販売。Alto Keysは国内では日本語配列のみ
- Razer:Huntsman V3 HE MagneticとBlackWidow V4 75%は、日本語レイアウトと英語レイアウトを選べる
- HHKB:Studioと、ProfessionalシリーズのType-S(HYBRID Type-S・Classic Type-S)は日本語配列と英語配列がある。Type-SではないClassicは英語配列(無刻印を含む)のみ
- NuPhy:代理店の三陽が2026年3月に「Node75 JIS」の予約販売を開始(ITmedia PC USERの報道)。一方、5月発売のNode100は英語配列のみ
- Keychron:2024年にQ1 HEやK2 HEの日本語配列モデルをMakuakeで先行販売した(ITmedia PC USERの報道)。現在の国内での販売状況は公式ストアで確認できなかった
接続とMac:有線・2.4GHz・Bluetoothの使い分け
接続方式は3種類あり、それぞれ得意なことが違います。
有線は、遅延と電池の心配がない方式です。Logicool GのG512 X 75は、あえてUSB有線専用にすることで8000Hzのポーリングレート(PCへ状態を伝える頻度)に対応しています。ゲームを優先するなら、有線を選んで困ることはほとんどありません。
2.4GHzは、USBレシーバーを挿して使う無線です。ロジクールのLogi Boltがこれにあたります。Bluetoothは、レシーバーなしでPC・タブレット・スマホとつながるのが利点です。MX MechanicalとHHKB Studioは、どちらも複数台の機器を登録して切り替えられます(MX Mechanicalは3台、HHKB Studioは4台まで)。
電池の持ちもメーカーによって大きく違います。MX Mechanicalは、バックライト点灯時でフル充電から最長15日、消灯時で最長10か月です。Alto Keys K98Mは、バックライトを消せば最大12か月とされています。HHKB Studioは単3形乾電池4本で動き、アルカリ電池で約3か月が目安です。
Macで使えるかは「配列」と「ソフト」で確かめる
Macで使えるかどうかは、つながるかどうかよりも、キーの割り当てと設定ソフトで差が出ます。ロジクールの設定アプリLogi Options+は、WindowsとmacOSに対応しています。G512 X 75の対応OSはWindows 10以降とmacOS 12以降です。HHKB Studioは、Windows、macOS、iPadOS、visionOSなどに対応しています。
Windows向けの配列のキーボードでは、Macで多用するCommandキーやOptionキーの位置が、Mac純正のキーボードと違うことがあります。Appleのサポートによると、システム設定の「キーボード」から「修飾キー」を開けば、各キーの役割を変えられます。キーボード側にMac用の切り替えがない機種でも、ここで調整できます。
長く使うために:ホットスワップ、キーキャップ、音
買った直後には気にならなくても、半年ほど使ううちに効いてくるのが、この3つです。
ホットスワップは「軸選びの保険」
ホットスワップとは、はんだ付けなしでキースイッチを抜き差しできる仕組みです。茶軸を買ってみて合わなければ、本体はそのままでスイッチだけを替えられます。最初の1台で軸を決めきれない人にとっては、この機能が保険になります。
今回の候補では、Alto Keys K98M、G512 X 75、HHKB Studio、Razer BlackWidow V4 75%がホットスワップに対応しています。HHKB Studioは、CHERRY・Gateron・Kailh製の、一般的な高さのMXスタイル(3ピン・5ピン)のスイッチと互換性があるとPFUは説明しています。G512 X 75はさらに、一部のキーを磁気式のアナログスイッチにも差し替えられる「デュアルスワップ」です。
一方、MX MechanicalとMX Mechanical Miniの公式ページには、ホットスワップの記載がありません。これらは薄型のスイッチを使っているので、買う時点で軸を決める必要があります。
キーキャップは素材と印字を見る
キーキャップは、指が直接触れる部品です。G512 X 75はダブルショット成形のPBT樹脂を使っており、ITmedia PC USERのレビュー(瓜生聖、2026年8月25日)では、バックライトを点けると文字がくっきり透けると評価しています。同じレビューは、かな印字のない日本語配列でも、右側のキーに記号が3つずつ並び、やや窮屈に見えるとも指摘しています。
交換用のキーキャップを楽しみたい人は、一般的な高さのスイッチを使う機種を選ぶと、選択肢を探しやすくなります。HHKB Studioのように、専用のキートップセットを配列別に用意しているメーカーもあります。
共有スペースでは「静音」の表記を確かめる
打鍵音の大きさを、同じ条件で測って比べた独立の測定は、今回の調査では見つかりませんでした。各社の説明として言えるのは次のことです。ロジクールはMX Mechanicalの茶軸を「静かなタクタイル」、HHKB Studioは「静音メカニカルスイッチ」、CHERRYはSilent Redを「特許の消音機構」で静かにしたスイッチと説明しています。
人のいる場所で使うなら、静音をうたうスイッチを選ぶのがいちばん確実です。クリッキー(青軸系)は構造上音が出るので、共有スペースには向きません。
おすすめのモデル:国内で正規に買える候補
ここからは、結論で挙げたモデルをもう少し詳しく見ていきます。価格はすべて2026年10月23日の公式ストア表示です。
仕事とMacの両方で迷ったら:ロジクール MX Mechanical Mini
テンキーのないコンパクトな本体に、日本語配列と3種類の軸(静かなタクタイル・クリッキー・リニア)をそろえたモデルです。BluetoothとLogi Boltの両方に対応し、最大3台を切り替えられます。設定アプリのLogi Options+はWindowsとmacOSに対応しています。公式価格は22,220円です。
引き換えになるのは、軸を後から替えられないことと、薄型スイッチ特有の浅めの打ち心地です。テンキーが必要なら、フルサイズのMX Mechanical(24,640円、828g)を選びます。
ロジクール MX Mechanical Mini(日本語配列・静かなタクタイル)をAmazonで見る(外部サイト)(新しいタブで開きます)
公式ストア:ロジクール MX Mechanical Mini(外部サイト)(新しいタブで開きます)
打鍵感を楽しみたい、予算は2万円以内:ロジクール Alto Keys K98M
ロジクールが2026年2月に投入した、UniCushionガスケット構造のワイヤレスメカニカルです。ガスケット構造は、内部の基板をクッション材で支え、打鍵の響きを柔らかくする作りのことです。ロジクールのリニアスイッチ「Marble」を載せ、ホットスワップに対応しています。テンキーを詰めた98キー配列で、日本語配列のみ。BluetoothとLogi Boltに対応し、公式価格は18,590円です。
弱点は、軸がリニアだけであることと、横幅401mm・重さ1,100gという大きさです。テンキーが要らない人には、もう一回り小さい機種のほうが机を広く使えます。
ロジクール Alto Keys K98M(日本語配列・グラファイト)をAmazonで見る(外部サイト)(新しいタブで開きます)
公式ストア:ロジクール Alto Keys K98M(外部サイト)(新しいタブで開きます)
いちばん安く試す:Logicool G G413 TKL SE
テンキーレスの有線モデルで、公式価格は11,000円です。タクタイルスイッチの公式値は、作動力50g、作動点1.9mm、全体のストローク4mm。キーキャップはPBT、トップケースはアルミニウムです。
無線や設定ソフトでの細かいカスタマイズを求めない人なら、メカニカルの打鍵感を知る1台目として十分です。軸はタクタイルのみで、ホットスワップには対応していません。
公式ストア:Logicool G G413 TKL SE(外部サイト)(新しいタブで開きます)
対戦ゲームの速さを重視:Razer Huntsman V3 HE Magnetic 8KHz
2026年8月に国内での販売開始が報じられた、磁気スイッチのゲーミングキーボードです。作動点は0.1〜4.0mmで調整でき、ラピッドトリガーにも対応します。工場出荷時の作動点2.0mmで押下圧40gとRazerは説明しています。ITmedia PC USERの報道では、65%のMiniが17,980円、テンキーレスが20,980円です。Razer公式ストアでは「17,980円から」の表示で、日本語レイアウトを選べます。
USB有線専用で、仕事向けの複数台切り替えはありません。ゲームと仕事を1台で済ませたいなら、次のG512 X 75が候補になります。
公式ストア:Razer Huntsman V3 HE Magnetic 8KHz(外部サイト)(新しいタブで開きます)
ゲームも仕事も1台で:Logicool G G512 X 75
85個のキーがホットスワップ対応で、そのうち41個は磁気式アナログスイッチにも差し替えられます。標準ではタクタイルかリニアのメカニカルスイッチが付き、磁気式のスイッチは9個が同梱されています。作動点は0.1〜4.0mmで調整できます。公式価格は2年保証付きで32,780円、リニアには1年保証の29,800円の構成もあります。
同じITmedia PC USERのレビューは、ガスケットマウント、デュアルスワップ、8000Hz対応と「初」が並ぶ意欲作と評価する一方、機能を盛り込みすぎたモデルだとも書いています。設定を詰めるのが好きな人には面白い1台ですが、最初の1台としては機能が多めです。詳しくはG512 X 75の製品ページでも紹介しています。
Logicool G G512 X 75(日本語配列・タクタイル・ブラック)をAmazonで見る(外部サイト)(新しいタブで開きます)
公式ストア:Logicool G G512 X 75(外部サイト)(新しいタブで開きます)
持ち歩く、配列ごと乗り換える:HHKB Studio
HHKBの配列に、静音のリニアメカニカルスイッチ(押下圧45g、ストローク3.6mm)を組み合わせたモデルです。キーボードの中央にポインティングスティック、スペースキーの下にマウスボタンがあり、マウスなしでも操作できます。BluetoothとUSB Type-Cに対応し、重さは日本語配列で830g(英語配列は840g、電池を除く)。PFUダイレクトでの価格は44,000円で、日本語配列と英語配列があります。
HHKB配列は、矢印キーなどをFnキーとの組み合わせで呼び出す独特の配置です。慣れれば手の移動が減りますが、最初は戸惑うと考えておきましょう。メカニカルにこだわらず、HHKBの打鍵感を選ぶなら、静電容量無接点方式のHHKB Professional HYBRID Type-S(36,850円)もあります。製品の詳細はHHKB Studioの製品ページにもあります。
HHKB Studio(日本語配列・墨)をAmazonで見る(外部サイト)(新しいタブで開きます)
公式ストア:PFUダイレクト HHKB(外部サイト)(新しいタブで開きます)
KeychronとNuPhyはどうか
KeychronとNuPhyも、日本語配列のモデルを国内向けに出したことがあります。Keychronは2024年に、磁気スイッチのQ1 HEやK2 HEの日本語配列モデルをMakuakeで先行販売しました(ITmedia PC USERの報道)。NuPhyは、国内代理店の三陽が75%の「Node75 JIS」を扱っています。ITmedia PC USERによると、Node75 JISはオープン価格で、予約開始時の量販店価格は2万円台前半でした。
ただ、2026年10月23日の時点で、Keychron Japanの公式ストアとNuPhyの販売ページはアクセス制限で開けず、現行の機種と価格を確認できませんでした。そのため、今回は具体的な推薦を控えています。購入するときは、公式ストアで配列(JISかUSか)と、国内での保証窓口を確かめてください。
FILCO(ダイヤテック)も、公式サイトが表示できず現行ラインナップを確認できなかったため、今回は候補から外しました。REALFORCEについてはREALFORCE R4の製品ページで紹介しています。
まとめ:あなたに合う最初の1台
この記事の要点
最初に決めるのは、打つ場所に人がいるかどうか、テンキーが要るかどうか、日本語配列が要るかどうかの3つです。ラピッドトリガーは、対戦ゲームをしない限り必須ではありません。
- 仕事中心で、MacとWindowsを行き来するなら、MX Mechanical Mini(22,220円)
- 打鍵感を楽しみたくて、軸を後から替えたいなら、Alto Keys K98M(18,590円)
- まず1万円台前半で試すなら、G413 TKL SE(11,000円)
- 対戦ゲームが中心なら、Razer Huntsman V3 HE Magnetic(17,980円から)
- 持ち歩いて、配列ごと乗り換える覚悟があるなら、HHKB Studio(44,000円)
買わなくていい人、ほかの道が合う人
メカニカルキーボードは、誰にとっても正解というわけではありません。次に当てはまるなら、ほかの選択肢のほうが合う可能性があります。
ノートPCを持ち歩き、カフェなど出先で打つことがほとんどの人。メカニカルは重く、Alto Keysは1,100g、MX Mechanicalでも828gあります。出先用には、薄型のパンタグラフ式キーボードのほうが向いていると編集部は考えます。
手首や肩の疲れが一番の悩みの人。軸を替えても姿勢は変わりません。この場合は分割キーボードの選び方や、エルゴノミクスマウスの選び方から考えるほうが近道です。
イラストや動画編集のショートカットを速くしたい人。キーボードを替えるより、左手デバイスを足すほうが効果がわかりやすい場合があります。
逆に、毎日数時間は文章やコードを書く人、打鍵の手応えが仕事の気分を左右すると感じる人には、2万円前後の1台は試す価値のある投資だと編集部は考えます。
次に読むなら、打鍵音をさらに抑えたい人は静かなキーボードの選び方、机全体を見直したい人はデスク環境の作り方がおすすめです。
Sources
- ロジクール公式ストア「キーボード」一覧(MX Mechanical、MX Mechanical Mini、Alto Keys K98Mの価格) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール公式ストア「MX Mechanical」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール公式ストア「MX Mechanical Mini」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール公式ストア「Alto Keys K98M」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール公式ストア「ゲーミング キーボード」一覧 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール公式ストア「G512 X 75」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール公式ストア「G413 TKL SE」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール公式ストア「G515 TKL」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Razer公式「Razer Huntsman V3 HE Magnetic 8KHz」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Razer公式「Razer BlackWidow V4 75%」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Razer公式「Razer BlackWidow V4 X」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- PFUダイレクト「HHKB」商品一覧(HHKB Studio、Professionalシリーズの価格と仕様) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- PFU「HHKB Professional」製品情報 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- PFU「HHKB Studio」製品情報 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- 東プレ REALFORCE「R4 Keyboard」製品一覧 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- 東プレ「REALFORCE製品の価格改定のお知らせ」(2026-06-02、6月15日実施) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- 東プレ REALFORCE「R4HC21」製品仕様 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- 東プレ REALFORCE「R3S Keyboard」製品一覧 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- CHERRY「MX2A RED」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- CHERRY「MX2A BROWN」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- CHERRY「MX2A BLUE」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- CHERRY「MX2A SILENT RED」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Microsoft サポート「Microsoft 日本語 IME」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Apple サポート「Macで日本語入力ソースに切り替える」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Apple サポート「Macで修飾キーの動作を変更する」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITmedia PC USER「ロジクールGの新ゲーミングキーボード『G512 X 75』は“盛り込みすぎ”な意欲作だった」(瓜生聖、2026-08-25) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITmedia PC USER「Razer、磁気式スイッチを採用したeスポーツ向けゲーミングキーボード」(2026-08-04) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITmedia PC USER「NuPhy、75%メカニカルキーボード『Node75』に日本語配列モデル」(2026-03-06) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITmedia PC USER「三陽合同、中国NuPhy製メカニカルキーボード『Node100』など3製品の取り扱いを開始」(2026-05-07) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITmedia PC USER「Keychron、木製フレームを採用した小型メカニカルキーボード『Keychron K2 HE』」(2024-11-28) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITmedia PC USER「Keychron Q1 HE(日本語配列)のMakuake先行販売」(2024-08-15。記事タイトルはQ1 Max表記) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITmedia PC USER「ロジクールGの新型マウス『PRO X3 SUPERSTRIKE』や8K対応キーボード『PRO X2 RAPID』を見てきた」(2026-09-24) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ロジクール MX Mechanical Mini(日本語配列・静かなタクタイル)をAmazonで見る(新しいタブで開きます)
- ロジクール Alto Keys K98M(日本語配列・グラファイト)をAmazonで見る(新しいタブで開きます)
- Logicool G G512 X 75(日本語配列・タクタイル・ブラック)をAmazonで見る(新しいタブで開きます)
- HHKB Studio(日本語配列・墨)をAmazonで見る(新しいタブで開きます)
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