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水拭き掃除機を比較:畳や無垢の床で使えるか、汚水の手入れと重さで選ぶ

吸う・拭くを一台で済ませたい人へ。まず床材で「使える家か」を決め、汚水の手入れと重さで機種を絞ります。スティック掃除機とモップで足りる家も示します。

Modern-G 編集部更新 約19分で読めます

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水拭き掃除機を比較:畳や無垢の床で使えるか、汚水の手入れと重さで選ぶ

床に低く構えた横長のヘッドと斜めに伸びる一本の柄、足もとを拭き進む二本の波線、その上に落ちる小さな水滴がひとつ光っている、抽象的なイラスト
イラスト:Modern-G

食べこぼしを拭いて、髪の毛を吸って、最後にもう一度フローリングを拭く。そんな毎日の床掃除を、一台で終わらせられたら楽です。水拭き掃除機(床洗浄機とも呼ばれます)は、吸う・拭く・汚れた水を回収する、をひと続きでこなすための家電です。

ただ、買ってから「この床には使えなかった」「汚水タンクがにおう」「重くて出すのが面倒」と気づく人もいます。この記事では、2026年10月に日本で買える主な機種を、床材、汚水の手入れ、重さ、維持費の順に比べます。読み終えるころには、自分の家に水拭き掃除機が要るのか、要るならどの方式のどれかを決められるはずです。

Modern-Gはこの記事の掃除機をテストしていません。仕様と価格は各社の公式情報(2026年10月23日確認)、使い勝手は価格.comマガジンなど他媒体のレビューをもとにしています。普通のスティック掃除機の選び方はコードレス掃除機の比較ガイドで扱っています。

結論:水拭き掃除機が向く家、向かない家

先に答えです。水拭き掃除機が力を発揮するのは、耐水性のあるフローリングやクッションフロア、タイルが中心で、食べこぼしや皮脂のベタつきが毎日のように出る家です。小さな子どもやペットがいる家庭が典型です。

反対に、畳やカーペットが多い家、無垢材やワックス仕上げの床が中心の家では、無理に買う必要はありません。Tinecoの取扱説明書は使える床をビニル・タイル・防水木材などカーペットのない床に限り、ダイソンもWashG1の対応床材をフローリング・タイル・ラミネート・ビニールなどとしています。Dreameは公式ページでT16を木製の床にも配慮した設計とうたっていますが、無垢材やワックス仕上げで使えるとまでは書いていません。床が汚れるのが週に一度程度なら、手持ちのスティック掃除機とフロアワイパーで十分なことも多いでしょう。

買うなら、「吸引と水拭きを同時に行う型」か「吸わずにローラーで拭き取る型」かを最初に決めるのが近道です。 前者はこぼしたパスタや液体ごと吸えますが、4〜5kg台と重く、汚水の手入れが要ります。後者のダイソンWashG1とW1 PencilWash+Dokは、吸引こそしないものの、ローラーでかき取った固形ゴミをトレイへ、汚水をタンクへ分けて回収します。W1は2.6kgと軽いのが魅力です。ただ、大量の食べこぼしを毎日のように片づける家なら、編集部としては同時吸引型のほうが確実だと考えます。

水拭き掃除機を床から決めるフロー図。畳やカーペットが中心なら水拭き掃除機は不要。無垢・白木・ワックス仕上げの床は、床材の取扱いを先に確認。耐水フローリングやタイル、クッションフロアなら、こぼれた食べ物ごと吸い取りたい場合は同時吸引型、そうでなければ軽いローラー型(Dyson W1 PencilWash+Dokなど)を選ぶ。
まず床材、次に「こぼれた物ごと吸うか」で方式が決まる(Modern-Gの整理。各社の取扱説明書と全日本畳事業協同組合の案内による)。※吸引しないダイソンのWashG1とW1 PencilWash+Dokも、ローラーでかき取った固形ゴミをトレイ、汚水をタンクに分けて回収するModern-G作図

「水拭き掃除機」は3つの方式に分かれる

同じ「水拭き掃除機」でも、中身は大きく3つに分かれます。ここを取り違えると、期待した掃除ができません。

いちばん多いのが、吸引と水拭きを同時に行う「同時吸引型」です。Dreame、Narwal、MOVA、Roborock、Tinecoの多くがこれにあたります。回転するローラーに水を含ませて床を拭き、液体もゴミも一緒に吸い上げて汚水タンクにためます。Dreame T16について、メーカーはスパゲッティやコーヒー豆、液体汚れまで吸えると説明しています。

吸引をせず、ローラーで拭き取りながらゴミも回収するのが「ローラー型」です。DysonのWashG1、PencilWash、W1 PencilWash+Dokがこれです。価格.comの新製品ニュースは、WashG1を「吸引式ではなく、2つの逆回転するウェットローラー」で汚れを取りつつ、掃除機がけと水拭きが同時にできる機種と紹介しています。

価格.comマガジンのレビューによると、WashG1はブラシバーで固形ゴミをダストトレイへ、汚水をタンクへと同じ1回で分けて回収します。ただしトレイが薄いため、大量にこぼした食べ物を丸ごと回収するのは難しいとされています。W1 PencilWash+Dokも同じ考え方で、家電Watchによると、ローラーからかき出した固形ゴミと汚水をダストトレイと汚水タンクに分けて排出します。本体は2.6kgで、フィルターを持たない設計です。

残るひとつが、普通の掃除機に水拭きヘッドを付け替える「付け替え型」です。Dyson V12s Submarineシリーズは、水拭きヘッドを付けると吸引が止まり、ローラーだけで拭きます。価格.comマガジンの取材記事では、大きな固形物は吸い取れないため、先に通常の掃除機がけをしてからヘッドを替えるよう勧められています。

なお、パナソニックのMC-SB60KMやMC-NX600KMにある「マイクロミスト」は、水拭き機能ではありません。パナソニックは公式ページで、こぼした液体や乾いてこびりついた汚れは取れないと明記しています。普通の掃除機がけの仕上がりを良くする機能と考えるのが正確です。

先に床を確かめる:フローリング・畳・無垢・ワックス

水拭き掃除機選びで、いちばん大事なのは床です。どれほど評判のいい機種でも、床に合わなければ使えません。

Tinecoの日本語取扱説明書(FLOOR ONE SWITCH S6、STRETCH S6)は、使える床を「ビニル、タイル、防水木材など、屋内のカーペットのない床面」に限っています。価格.comの新製品ニュースによると、ダイソンはWashG1の対応床材を「フローリング、タイル、ラミネート、ビニール」などとしています。どちらも、水に強い硬い床が前提です。

畳は水拭き掃除機の対象外と考える

畳は水分を吸います。全日本畳事業協同組合は、拭き掃除をするなら「乾拭きか、お湯で固く絞った雑巾」で行い、余分な水分を吸わせないよう案内しています。湿度が高い日が続くとカビが生えやすいとも書いています。

水を流しながらローラーで拭く水拭き掃除機は、この「固く絞った雑巾」とは前提が違います。和室が多い家では、普段の掃除機がけと乾拭きで十分です。パナソニックは、マイクロミストなら畳でも使えると説明しています。

無垢材・白木・ワックス仕上げは床材側の指示が先

無垢フローリングや白木、ワックス仕上げの床は、水への強さが床ごとに違います。パナソニックはマイクロミストについてさえ「塗装(白木)、耐水性でない床面」では床材を傷める恐れがあると注意しています。水を流す水拭き掃除機ならなおさらです。

こうした床で使いたいなら、まず床材メーカーや施工会社、賃貸なら管理会社のお手入れ方法を確かめてください。編集部としては、確認できないまま毎日使うのはおすすめしません。

汚水タンクとローラーの衛生:自動洗浄と乾燥で差が出る

床の次に効くのが、汚れた水の扱いです。水拭き掃除機の不満で多いのが「におい」で、原因はたいてい、湿ったまま残るローラーと汚水タンクです。

最近の同時吸引型は、充電ベースに戻すとローラーを自動で洗い、温風で乾かすものが主流です。公式ページでは、Dreame T16が90℃の温水洗浄と95℃の温風乾燥(通常は30分)、Dreame H15Sが90℃の温水洗浄と温風乾燥、Narwal S30が80℃の温水洗浄とヒーターによる乾燥(家電Watchによると70℃)をうたっています。

Roborock F25 Gen 2は最大90℃の温風乾燥をうたっています(同社の「90℃」の自動洗浄は温風吹き出し口の温度で、水温ではないと注記されています)。Tineco FLOOR ONE SWITCH S6は、70℃のフラッシュドライを掲げています。

ダイソンのWashG1にも自動洗浄はありますが、乾燥機能はありません。価格.comマガジンのレビュー(平島憲一郎、2024年11月)によると、自動洗浄は約140秒で、メーカーは掃除3回に1回のローラーの手洗いを勧めています。同レビューでは、手洗いしたローラーが乾くまで24時間以上かかったそうです。

ただし、自動洗浄があっても汚水タンクを空にする作業は残ります。食べかすや髪の毛が混じった汚水をどこに捨てるかは、買う前に考えておきたい点です。WashG1は固形ゴミをトレイ、汚水をタンクに分けて回収するので、この手間が軽いと同レビューは評価しています。Narwal S30は、使い捨ての「ゴミ分別ネット」を採用しています。

洗浄液の決まりにも注意が要ります。Tinecoの取扱説明書は、火災や感電の危険を減らすため専用の洗浄液だけを使うよう警告し、浄水タンクには60℃未満の水を使い、お湯は使わないよう求めています。お湯や市販の洗剤を入れたくなっても、まず説明書を確かめてください。

重さ・音・消耗品:毎日出せるかを左右する

水拭き掃除機は、普通のスティック掃除機よりずっと重くなります。給水と汚水の2つのタンク、ローラーのモーター、大きめの電池を積むためです。

水拭き掃除機の重さを比べた横棒グラフ。Dyson W1 PencilWash+Dok 2.6kg、Dyson V12s Submarine(SV46 SU、水拭きヘッド装着時)3.2kg、MOVA K30 SE 3.98kg、Narwal S30 4.17kg(空タンク)、Dreame T16 4.7kg、Dyson WashG1 4.9kg(給水タンク満水で約5.9kg)、Dreame H15S 5.4kg。
吸引と水拭きを同時に行う機種は4〜5kg台が中心(参考:パナソニックの普通のスティック掃除機 MC-SB60KM は1.5kg)。※メーカー公表値(MOVA K30 SEとNarwal S30は価格.comのスペック表)。水を含まない重さで、測り方は各社で異なる。WashG1の満水時は価格.comマガジンの記事による。V12s Submarineは旧型番SV46 SUの公表値Modern-G作図

公表値で比べると、同時吸引型はMOVA K30 SEの3.98kg(価格.comのスペック表)から、Dreame H15Sの5.4kgまでが中心です。ローラー型のDyson WashG1も4.9kgあり、価格.comマガジンのレビューによると給水タンクに1L入れると約5.9kgになります。同レビューでは、ローラーの回転が走行をアシストし押し引きは意外にスムーズだったとされる一方、充電ベースから持ち上げる瞬間や階段では重さが効きます。

軽さを最優先するなら、Dyson W1 PencilWash+Dokの2.6kgが目立ちます。吸引はしませんが、固形ゴミはトレイに分けて回収します。1回の充電で掃除できる時間は、後半の「買ったあとの比較」の表にまとめました。

音は公表が少ない

運転音を公表している機種は多くありません。Dreame H15Sは公式に63dBAとしています。Roborock F25 Gen 2は、ドックの静音乾燥を56dBA以下としています。WashG1の運転音は、価格.comマガジンのレビューで測ったところ約69〜72dBで、一般的なコードレス掃除機とほぼ同じかやや大きいという結果でした。夜や早朝に使うなら、店頭で音を確かめるのが確実です。

消耗品は「ローラー・フィルター・洗浄液」

維持費の中心は、ローラーとフィルター、洗浄液です。Dreameの公式ストアでは、純正洗浄液(500mL)が1,480円、交換用フィルターが1,880円、交換用ローラーブラシが2,680円です。ただし交換の目安時間は、公式ページでは確認できませんでした。

ダイソンのWashG1は、ローラーの寿命が約25時間とされ、交換用は2本1セット3,300円です(2024年11月時点、価格.comマガジンが取扱説明書と公式ストアで確認した値)。同レビューによると、直販モデルには予備のローラー2本が付属します。

ここから編集部で計算すると、週2回・1回30分なら年間約52時間で約2セット、約6,900円です。毎日15分なら年間約91時間で約3.7セット、約12,000円になります。どちらも年間の平均額で、実際はセット単位で買います。使う時間が長い家ほど、ローラー代は無視できません。

ダイソン公式ストアでは、水拭きクリーナー用の床用洗浄液「Dyson 02 Probiotic floor cleaner」が500mLで2,800円(2026年10月23日時点の表示価格)で売られています。

機種別:誰にどれを選ぶか

ここまでの条件を踏まえて、2026年10月に日本で買える主な機種を整理します。価格は各社公式ストアの通常価格で、ダイソンは公式ストアの表示価格(2026年10月23日時点)です。Dreame、Narwal、MOVAの公式ストアはキャンペーン価格を出していることが多く、実際の支払額は時期で変わります。

機種方式重さ公式価格(2026-10-23)手入れ
Dreame T16同時吸引4.7kg59,800円90℃洗浄・95℃温風乾燥
Dreame H15S セット同時吸引5.4kg79,800円90℃洗浄・温風乾燥
Narwal S30同時吸引4.17kg※54,900円80℃洗浄・ヒーター乾燥
MOVA K30 SE同時吸引3.98kg※32,880円自動セルフクリーニング
Dyson W1 PencilWash+Dokローラー(吸引なし)2.6kg53,900円スタンドでローラーの汚れを自動除去
Dyson WashG1ローラー(吸引なし)4.9kg84,700円約140秒の自動洗浄(乾燥なし)
Dyson V12s Detect Slim Submarine付け替え3.2kg※79,900円ローラーとケースは水洗い

※は価格.comのスペック表の値(Narwal S30は空タンク時、V12s Submarineは旧型番SV46 SUの水拭きヘッド装着時)。Dysonの価格はダイソン公式ストアの表示価格(2026年10月23日時点)で、編集部がブラウザで確認しました。

この表は「買う時点」の比較です。1年後も満足して使えるかは、運転時間、保証、消耗品で差が出ます。推薦する4機種と、比べられることの多いWashG1を並べます。

機種運転時間本体の保証消耗品の例
Dreame T16最長35分(静音モード、公式)3年※ローラー2,680円、フィルター1,880円
MOVA K30 SE30分(価格.com)3年(MOVA公式)公式で確認できず
Narwal S3055分(価格.com)1年ゴミ分別ネット30枚3,580円
Dyson W1 PencilWash+Dok最長45分(家電Watch)公式で確認できずフィルターなしの設計
Dyson WashG1最大35分公式で確認できずローラー2本3,300円(2024年11月時点)

※Dreameのアフターサービスポリシーでは、T16は本体と充電ベースが3年、モーターとバッテリーは1年、回転ブラシは3か月で、公式ストアか正規代理店での購入が条件です。Narwalの保証規約では、日本で買った製品は1年で、消耗品は対象外です。MOVAのアフターサービスのページでは、K30 SEの保証は3年です。ダイソンの保証ページは、10月23日の時点で編集部の環境から開けませんでした。運転時間は各社で測るモードが違うため、目安として見てください。

長く使う前提なら、本体3年のDreame T16、3年保証のMOVA K30 SE、取扱説明書で3年保証をうたうTineco SWITCH S6(後述)が手厚い側です。広いLDKを1回の充電で拭き切りたいなら、Narwal S30の55分が頭ひとつ抜けています。

毎日の食べこぼし対策に一台:Dreame T16

同時吸引型で、温水洗浄と温風乾燥の両方を公式に明記し、重さも4.7kgと同タイプでは軽めです。浄水タンク1,000mL、汚水タンク500mL(立てたとき)と、タンクにも余裕があります。180度まで倒せるので、ソファやベッドの下にも届きます。運転音は公表されていません。

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公式ストア:Dreame T16 水拭き掃除機(外部サイト)(新しいタブで開きます)

予算を抑えて試したい:MOVA K30 SE

公式価格32,880円で、今回の同時吸引型ではいちばん安い機種です。価格.comのスペック表では3.98kgと軽め。公式の説明は自動セルフクリーニングまでで、温風乾燥の記載はありません。連続使用時間は30分(価格.comのスペック表)で、独立したテストは見つけられませんでした。

T16と比べると、約2万7千円安いかわりに、95℃の温風乾燥と5分ぶんの運転時間をあきらめることになります。ローラーを乾かす手間を自分で引き受けられるか、まず手入れの習慣が合うかを試したい人に向いています。なお、Dreameの公式ストアはキャンペーン価格を出していることが多く、時期によっては両者の差が縮みます。

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公式ストア:MOVA K30 SE 水拭き掃除機(外部サイト)(新しいタブで開きます)

ゴミ捨ての汚れが気になる:Narwal S30

80℃の温水洗浄に加え、固形ゴミを使い捨てネットで分けて捨てられるのが特徴です。汚水に混じった髪の毛や食べかすを、指でつまみ出す場面を減らせます。ただしネットは消耗品で、交換用は30枚3,580円です。交換の目安は公式に記載がありません。仮にゴミ捨て1回に1枚使うなら、1回あたり約120円です(編集部の計算)。毎日捨てる家なら月に1パック前後になる計算なので、ネットを何回使い回せるかは購入前に問い合わせておくと安心です。洗浄液も別売りです。

公式ストア:Narwal S30 コードレス水拭き掃除機(外部サイト)(新しいタブで開きます)

軽さ優先、掃除機はもう持っている:Dyson W1 PencilWash+Dok

本体2.6kgと、水拭き掃除機としては際立って軽い機種です。10月16日にダイソン公式オンラインストアなどで先行販売が始まり、量販店では10月26日から順次発売とされています。価格はダイソン公式ストアの表示価格(2026年10月23日時点)で53,900円。スタンドに置くだけでローラーの汚れを取り除く機能があり、ローラーの手入れの手間を減らせます。

吸引はしませんが、ローラーでかき取った固形ゴミはダストトレイに、汚水はタンクに分けて回収します(家電Watch)。ただ、ゴミを吸い上げる同時吸引型とは仕組みが違うため、パスタをこぼすような大量の食べこぼしが日常なら同時吸引型のほうが確実だと編集部は考えます。ベースになったPencilWash(本体2.2kg、給水タンク300mL)は2026年4月に日本で予約が始まりました。ただ、10月23日時点のダイソン公式ストアの水拭きクリーナーの一覧ではDok付きのセットしか確認できませんでした。

ダイソンらしい細身のデザインに惹かれる人は、PencilVacのレビューも参考になります。

公式ストア:Dyson W1 PencilWash+Dok(外部サイト)(新しいタブで開きます)

そのほかの選択肢

Tinecoは日本の公式サイトに、FLOOR ONE S7 Lite、SWITCH S6、STRETCH S6、S5 Plus、S5 Comboを載せていますが、日本の公式ストアはなく、購入先としてAmazonを案内しています。保証期間は機種で異なり、SWITCH S6の取扱説明書は3年、STRETCH S6は2年です(いずれも正規販売店での購入が条件)。購入するならTineco公式の出品かを確かめてください。

MOVAにはK30 SEのほかにK30 Mix(公式ストア41,880円)もあります。

Roborock F25 Gen 2は、価格.com新製品ニュースによると発表時の価格が45,990円です。公式ページは購入先としてSoftBank Selectionのオンラインストアと販売店を案内していますが、重さとタンク容量は公式ページで確認できませんでした。DreameにはH12 Pro FlexReach(69,800円)もありますが、価格.comのスペック表では5.1kgと重めです。

2023年に日本で発売されたAnker MACH V1 Ultraは、Anker公式ストアの商品データに販売終了を示す「eol」のタグが付いていたため、現行機として扱っていません。

ダイソンのV12s Detect Slim Submarine(SV46 SU2、79,900円)は、普通の掃除機と水拭きを1台で持てるのが利点です。ただし水拭きヘッドでは吸引が止まるので、同時には使えません。

掃除機をまだ持っていない人が1台で両方を済ませたいなら、候補になります。公式ストアの製品ページ(外部サイト)(新しいタブで開きます)で構成を確認してください。

WashG1は84,700円で、今回の機種ではいちばん高価です。ゴミと汚水を分けて捨てられる点はレビューでも評価されていますが、4.9kgと重く乾燥機能もありません。同じ予算なら、温風乾燥まで備えたDreame H15S(79,800円)も比べてみてください。

スティック掃除機とモップで足りる家

水拭き掃除機は便利ですが、だれにでも必要な家電ではありません。次のどれかに当てはまるなら、手持ちのスティック掃除機に、フロアワイパーや雑巾を組み合わせるほうが合理的です。

和室やラグ、カーペットの面積が広い家では、水拭き掃除機が使える場所は限られ、結局は掃除機も必要になります。床のベタつきや食べこぼしが週に一度程度なら、4〜5kgの機械を出して汚水を捨てる手間のほうが大きくなりがちです。置き場所も問題になります。充電ベースは床に置くので、玄関や廊下の隅に専用の場所が要ります。

普通の掃除機がけの仕上がりを少し良くしたいだけなら、パナソニック MC-SB60KM(公式通販64,350円)のマイクロミストという手もあります。MC-SB60KMとMC-NX600KMは、パナソニックの発表では2026年10月下旬の発売予定で、延期の可能性もあるとされています。水拭きではありませんが、パナソニックはフローリング、カーペット、畳で使えるとしています。上位のMC-NX600KMは自動ゴミ収集ドック付きで79,200円です。

公式通販:パナソニック MC-SB60KM(外部サイト)(新しいタブで開きます)(2026年10月下旬発売予定)

まとめ:床で決め、手入れで絞る

水拭き掃除機は、床材が合い、汚れが毎日出る家では家事を確実に減らします。いっぽうで、重さと汚水の手入れという新しい手間も増えます。

決める順番は3つです。床は、畳やカーペットが多い家、無垢・ワックス仕上げで床材の指示を確かめられない家なら、今のスティック掃除機とモップで十分です。汚れ方は、食べこぼしが毎日あるなら同時吸引型、拭き掃除を軽くしたいだけならローラー型、週に一度程度なら買わない選択が合います。

最後が、手入れをどこまで引き受けられるかです。ローラーの乾燥まで任せたいなら、Dreame T16。乾燥は自分で見る代わりに価格を抑え、保証も3年ほしいならMOVA K30 SE。汚水のゴミに触りたくなく、ネット代を払えるならNarwal S30。掃除機はすでに持っていて、軽さを最優先するならDyson W1 PencilWash+Dokです。掃除機ごと買い替えるなら、V12s Detect Slim Submarineで1台にまとめる手もあります。

ダイソンという会社のものづくりに関心がある人は、エッセイ「映え文化」が、気高きDysonを壊したもどうぞ。暮らしを少し楽しくする道具選びの考え方は、生活を豊かにするガジェットの選び方にまとめています。

Related Readingコードレス掃除機の比較ガイドダイソン、Shark、マキタ、国産メーカーのスティック掃除機を、重さ・運転時間・ゴミ捨て・電池交換で比べています

Sources

  1. Dreame Technology Japan「Dreame T16 水拭き掃除機」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  2. Dreame Technology Japan「Dreame H15S 水拭き掃除機セット」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  3. Dreame Technology Japan 公式ストア 商品データ(H12 Pro FlexReach・純正洗浄液・フィルター・ローラーブラシ) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  4. Narwal 公式ストア「Narwal S30 コードレス水拭き掃除機」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  5. MOVA 公式ストア「MOVA K30 SE 水拭き掃除機」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  6. Roborock「Roborock F25 Gen 2」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  7. Tineco Japan「FLOOR ONE S6 Series」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  8. Tineco「FLOOR ONE SWITCH S6 取扱説明書(日本語版)」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  9. パナソニック「MC-NX600KM」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  10. パナソニック「MC-SB60KM」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  11. Panasonic Newsroom「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NX600KM を発売」(2026-09-16) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  12. Narwal 公式ストア「Narwal S30用 交換用ゴミ分別ネット(30枚)」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  13. 家電Watch「ダイソンの水拭き掃除機 モップセルフ洗浄」(河原塚英信、2026-10-19) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  14. 家電Watch「水拭きクローラーモップが強力なロボット掃除機Narwal Flow」(中林暁、2025-10-16。S30の発表を含む) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  15. Dreame Technology Japan「アフターサービスポリシー」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  16. Narwal Japan「保証・修理について」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  17. MOVA Japan「アフターサービス」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  18. 全日本畳事業協同組合「畳のお手入れ」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  19. ダイソン公式ストア「Dyson W1 PencilWash + Dok」(ダイソン公式ストアの表示価格(2026年10月23日時点)、編集部確認) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  20. ダイソン公式ストア「Dyson WashG1」(ダイソン公式ストアの表示価格(2026年10月23日時点)、編集部確認) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  21. ダイソン公式ストア「Dyson V12s Detect Slim Submarine」(ダイソン公式ストアの表示価格(2026年10月23日時点)、編集部確認) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  22. 価格.com新製品ニュース「ダイソン、自動クリーニング機能付き充電スタンドを付属したスティック型水拭きクリーナー『Dyson W1 PencilWash+Dok』」(2026-10-16) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  23. 価格.com新製品ニュース「ダイソン、直径38mmのスリムハンドルと重量2.2kgを実現した水拭きクリーナー『Dyson PencilWash』を予約開始」(2026-04-15) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  24. 価格.com新製品ニュース「ダイソン、掃除機がけと水拭きが同時にできる『Dyson WashG1』の発売決定」(2024-09-12) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  25. 価格.com新製品ニュース「ダイソン、水拭き対応のコードレス掃除機にベーシックモデル『V12s Origin Submarine』」(2023-08-31) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  26. 価格.com新製品ニュース「Dreame、180度フラットリーチや25000Paの強力吸引に対応したスティック型水拭き掃除機『Dreame T16』」(2026-05-30) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  27. 価格.com新製品ニュース「Roborock、20000Paの吸引力と90度温風乾燥を搭載したスティック型水拭き掃除機『Roborock F25 Gen 2』」(2026-05-19) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  28. 価格.comマガジン「ダイソンの“水拭きを同時にできるコードレス掃除機”って実際どうなの?『Dyson WashG1』徹底レビュー」(平島憲一郎、2024-11-19) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  29. 価格.comマガジン「普通のコードレススティック掃除機として使えて水拭きもできる『Dyson V12s Detect Slim Submarine』」(中村真由美、2023-07-09) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  30. 価格.com「Dyson WashG1 スペック」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  31. 価格.com「MOVA K30 SE スペック」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  32. 価格.com「Narwal S30 スペック」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  33. 価格.com「Dreame H12 Pro FlexReach スペック」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  34. Anker Japan 公式ストア 商品データ「MACH (マッハ) V1 Ultra」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  35. Dreame T16(本体・セルフクリーニングベース付き)をAmazonで見る(新しいタブで開きます)
  36. MOVA K30 SE(標準セット)をAmazonで見る(新しいタブで開きます)

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