世界のほとんどの人が使用しているiPhone。
時に何年もの間長く同じ機種を使用している人もいますが、iPhoneの交換時期は約2年と言われています。
長年使用しているとどうしてもバッテリーは劣化をしていくもの。
今回はバッテリーの交換についてのコラムをご紹介していきます!
iPhoneバッテリー交換の必要性について
iPhoneは先進的なリチウムイオンバッテリーを採用しており、これにより使用寿命や便利さが向上しています。
とはいえ、バッテリーは充電式の消耗品であり時間の経過と共に「化学的劣化」が避けられない事実です。
この化学的劣化は、使用状況や充電サイクル、管理方法により大きな違いが出ます。
では、バッテリー劣化が進行するとどのような問題が現れるのでしょうか?
バッテリー劣化による影響
- フル充電状態が保てず、バッテリーが早く減る
- iPhoneが予期せずにシャットダウンするこれらの問題は、メンテナンスや修理では改善されず必ずバッテリーの交換が不可欠です。
iPhoneバッテリーの状態確認方法
iPhoneのバッテリー状態を知りたい場合は、以下の手順で確認することができます。
このプロセスは、iOS 11.3以降を搭載するiPhoneに適用されます。
①「設定」アプリを開く
②「バッテリー」を選択
③「バッテリーの状態」をタップ
④「最大容量」の数値を確認
新品時のバッテリー容量は、もちろん100%です。
公式では、500回のフル充電サイクル後でも最大容量が80%を下回らない設計になっています。
そのため最大容量が80%以下であれば「劣化している」と見なすことができます。
バッテリー交換時期の目安としては、80%を下回った場合としておくのが良いでしょう。
iPhoneバッテリー交換についての料金
バッテリー交換は、Apple Storeやアップル認定修理センター、または正規サービスプロバイダーで行うことができます。
2018年以降に発売されたiPhone、2017年以前に発売されたiPhone Xを除くデバイスを使用している方は、比較的手頃な価格でサービスを受けることができます。
保証期間内やAppleCare+に加入している場合は、無料で交換可能な場合もあるため問い合わせが必要です。
Apple正規サービスプロバイダでは、アップルの認定を受けた修理サービスが提供されるので純正パーツの使用が保証されます。
一方で非正規の修理店も存在し、これらはAppleの認可を受けずにサービスを提供している場合もあります。
非正規店は正規のサービスよりも料金が低めですが、非純正パーツの使用や将来的な保証の失効など、いくつかのリスクが伴います。
iPhoneバッテリー交換の手順
①iPhoneのデータを事前にバックアップする
②「iPhoneを探す」機能をオフにする
③事前に該当ショップへ来店の予約をする
④来店し、受付にて担当に問題を伝える
⑤サービス内容を確認し、バッテリー交換を依頼する
担当による診断を受け、提案されたサービスに必ず納得がいってからバッテリー交換の依頼をしましょう。
各モデルのバッテリー紹介
iPhone11
適用機種
Apple iPhone 11:A2111、A2223、A2221
iPhone12
適用機種
Apple iPhone 12 / 12 Pro:A2172、A2402、A2403、A2404 & A2341、A2406、A2407、A2408
iPhone13
適用機種
Apple iPhone 13:A2482、A2631、A2633、A2634、A2635
iPhone14
適用機種
Apple iPhone 14:A2649、A2881、A2882、A2883、A2884
バッテリー寿命を最大限に延ばすiPhoneの使い方
明るさの自動調節機能の設定をする
ディスプレイの明るさはバッテリー消費の一つの大きな要因になります。
ディスプレイの明るさを自動調節機能設定にすることで、バッテリー消費を抑えることができます。
まとめ
iPhoneのバッテリー寿命を最大限に延ばすことは、快適なモバイルライフに不可欠です。
バッテリー消費をできるだけ抑えるには日々の使い方も一つの重要なポイントとなります。
最新のiOSへの定期的なアップデート、ディスプレイの明るさの自動調整、適切な温度帯での使用・保管が、バッテリー劣化を防ぐことができ、より長くバッテリーを使用することができます。
しかしいかに長く使用できたとしても劣化は免れません。
80%を下回った際にはショップに良き適切な処置を行ってもらうことをおすすめします。