現代のモバイルワークが日常化する中、「持ち運びやすさ」と「使い心地の良さ」は、多くの人が直面するジレンマです。薄型のポータブルマウスは携帯には便利でも、操作感が犠牲になりがちで、逆に使いやすいフルサイズのマウスはバッグに収めるときにかさばってしまう ——。この矛盾を一気に解決するのが、myAir.0(マイエアゼロ)から誕生した「OriMouse(オリマウス)」です。
このマウスは、折り紙の構造に着想を得た革新的なデザインを採用し、厚さわずか 5mm の平面状態から、たった 0.5 秒でフルサイズの立体マウスへと変形します。38g という超軽量(約 1 個の鶏卵よりも軽い)で、ポケットやスリムな PC バッグの隙間にも簡単に収まる一方、展開すると人間工学に基づいた形状が手の負担を抑え、長時間使用しても疲れにくい使い心地を提供します。
Bluetooth5.2 に対応し、Mac OS や iPadOS、Android、Windows など幅広い OS で使用可能で、会議室やカフェ、出張先など、場所を選ばず高い生産性を発揮することができます。
OriMouse(オリマウス)の特徴
折り紙構造が実現する「0.5 秒変形」の驚異的な利便性
OriMouse の最大の特徴は、その折り紙構造にあります。開発チームは日本の伝統的な折り紙芸術からヒントを得て、平面から立体への変形を極限まで簡素化しました。使用するときは、両端を指でつまんで少し力を加えるだけ ——「パチッ」という軽い音とともに、0.5 秒という瞬時にフルサイズのマウスへと変身します。逆に収納するときは、軽く押し戻すだけで再び 5mm の薄さに戻るため、ワンタッチでの切り替えが可能です。
この構造は単なる「しゃれ」ではなく、実用性に深く根ざしています。たとえば、急なオンライン会議が始まったとき、鞄から取り出してすぐに使用可能な状態にすることができます。また、変形する際のクリック感は適度な抵抗があり、「本当に固定されているのか」という不安を感じさせません。初めて使用するときは素材が少し硬いため、マグネットの固定が外れやすい場合がありますが、数回使用するうちに素材が馴染み、安定した状態になります。


さらに、この折り紙構造は視覚的な驚きを与えるだけでなく、人間工学に基づいた形状を実現しています。立体になった状態では、手のひらが自然に載るようなカーブが形成され、指先は左クリック、右クリック、タッチスクロールエリアにそれぞれ自然に届きます。長時間の文書作成やデータ入力をしても、手首や指に無理な力がかからないため、作業効率が低下することを防ぎます。
極薄 5mm と超軽量 38g で再定義される「携帯性」
「ポータブルマウス」の常識を覆すのが、OriMouse の薄さと軽さです。収納時の厚さはわずか 5mm—— これは一般的なノート PC の厚さの約 1/5 に相当し、財布の間や手帳の表紙と中身の隙間にでも滑り込ませることができます。重量も 38g と、市販のポータブルマウスの平均的な重量(約 80g)の半分以下で、持ち歩いていても「何かを持っている」という存在感をほとんど感じません。
この極限の小型化がもたらすのは、場所を選ばない使用シーンです。たとえば、電車の中で緊急のメールに返信するとき、鞄から取り出して膝の上ですぐに操作できます。カフェでノート PC を開くときも、マウスパッドを敷く必要がないほどコンパクトで、周囲の人に圧迫感を与えません。ビジネスマンが頻繁に訪れる会議室では、資料の上に置いても邪魔にならず、プレゼン中に即座に操作を切り替えることが可能です。


しかし、このような小型化が「操作性を犠牲にしている」と思う人も多いでしょう。実際、多くの超薄型デバイスはボタンが浅く、クリック感が乏しかったり、スクロールがぎこちなかったりする傾向があります。OriMouse はこの点を克服するために、特殊なテクニカルボタンを搭載しています。左右の物理ボタンは適度なクリック感があり、押した瞬間に「確実に反応した」という実感を得られます。中央のタッチセンサーによるスクロールは滑らかで、ページを素早く移動させたり、微調整したりするのに最適です。
「1 分充電で 3 時間」の電池性能が解決するストレス
ポータブルデバイスの最大の悩みの一つが、「いざ使おうとしたら電池が切れている」というシチュエーションです。OriMouse はこの問題に対し、驚異的な省電力性能と急速充電機能で応えています。
1 度満充電すると、1 日に 2.5 時間、週 5 日使用する頻度で最大 3 ヶ月間持続するというバッテリー持ちです。これは一般的な無線マウスの約 3 倍の期間に相当し、定期的に充電する手間が大幅に減ります。出張に行く前に「充電したかな?」という不安を抱く必要がなくなるのは、非常に大きなメリットです。
万が一、急に電池が少なくなっても慌てる必要はありません。USB-C ポートで 1 分間充電するだけで、約 3 時間使用可能な電力が蓄えられます。たとえば、会議の最中に電池切れが発生しても、休憩時間に充電ケーブルを接続してコーヒーを飲む間に、再度使用できる状態に復活させることができます。


さらに、OriMouse には自動スリープ機能が搭載されています。一定時間使用しないと自動的に省電力モードに入り、バッテリーの無駄な消費を抑えます。再び使用するときは、マウスを動かすだけですぐに復帰するため、操作性を損なうこともありません。ただし、長期間使用しない場合は、マニュアルに記載されているように「開いた状態で保管」することを推奨しています。これにより、バッテリーの自然放電を最小限に抑えることができます。
Bluetooth5.2 による「レシーバー不要」のシームレスな接続
近年の PC やタブレットは USB ポートが少なくなる傾向にあり、「マウスのレシーバーを差し込むと他のデバイスが使えない」という問題が生まれがちです。OriMouse はBluetooth5.2に対応しているため、レシーバーを一切使用せずにデバイスと接続することができます。
初めて接続するときは、通常の Bluetooth デバイスと同じ手順でペアリングを行いますが、2 回目以降は非常に簡単です。折りたたまれた状態から立体に変形させるだけで、自動的に過去に接続したデバイスと再連携し、数秒で使用可能な状態になります。これにより、複数のデバイスを使い分ける場合でも、レシーバーを抜き差しする手間が省け、スムーズな作業フローを維持することができます。
通信距離は屋外で最大 10m、室内で 5m と、一般的な無線マウスと同等の性能を持っています。会議室のテーブルの向こう側に PC を置いて操作したり、ソファに座ってテレビに接続された PC を操作したりするのにも十分な範囲です。また、電波干渉に強い設計になっているため、Wi-Fi ルーターや他の Bluetooth デバイスが近くにあっても、カーソルがブレたり反応が遅くなったりすることが少なく、安定した操作性を提供します。
高い耐久性と静音設計が実現する「場所を選ばない使用」
折りたたみ式の構造だからといって、OriMouse は壊れやすいわけではありません。実は、折り紙の構造が逆に高い耐久性を生み出しています。伝統的な折り紙の立体形状が持つ「力を分散させる特性」を応用し、マウスに負荷がかかっても全体で力を受け止める設計になっています。たとえば、机から落下させた場合でも、一般的なマウスよりも衝撃を緩和しやすく、内部の部品を保護します。


また、静音設計が特筆されます。デスクとの接地面積を最小限に抑え、四隅のみで支える構造にすることで、マウスを動かすときの摩擦音を大幅に減らしています。さらに、接地面には特殊なマウスソールを貼り付けており、滑らかな移動を実現すると同時に、接触音を抑えています。


これに加え、左右のボタンも静音仕様になっているため、クリック音が非常に小さくなっています。図書館やオフィスの会議室、深夜の自宅で家族が眠っているときなど、周囲に音を気にする必要がある場面でも、安心して使用することができます。
ヴィーガンレザーと多彩なカラーが演出する「個性的な表現」
OriMouse は、実用性だけでなくデザイン性と素材感にもこだわっています。表面素材にはヴィーガンレザー(動物由来の素材を使用しない人工皮革)を採用し、従来のプラスチック製マウスにはない温かみのある質感を実現しています。指で触れると、適度な滑り止め効果がありながらも、心地よい触感を得ることができます。
さらに、表面仕上げには 3 種類のスタイルが用意されています。「スムーズ」はレザー調の型押しが施された上品な雰囲気で、ビジネスシーンにぴったりです。「ファブリック」はデニムのような編み目模様が特徴で、カジュアルな使用シーンに適しています。「シャイニー」は光沢感のある表面で、華やかな印象を与えます。

カラーバリエーションも非常に豊富で、合計 12 種類の色が用意されています。基本的な「クールブラック」や「シルバースノー」から、明るい「サンフラワーイエロー」「ピンクシャイン」、こだわりの「ギャラクシーブルー」「グラフィティ」まで、多様な個性に合わせて選ぶことができます。自分の PC ケースやバッグの色と合わせたり、自分の好みの色を選んだりすることで、デバイスを使う楽しみがさらに増えます。
また、このヴィーガンレザーは手入れが非常に簡単です。汚れがついた場合は、柔らかい布に少量の水をつけて軽く拭くだけで、綺麗に保つことができます。折りたたんだ状態では平面になるため、拭き掃除もしやすく、長期間使用しても美しさを維持します。

まとめ
OriMouse(オリマウス)は、「折り紙式の変形構造」を核に、極限の携帯性と高い操作性を両立させた革新的なポータブルマウスです。5mm の超薄型と 38g の超軽量设计により、持ち運びの負担を大幅に減らしながら、0.5 秒での変形ですぐに使い始められる利便性を提供します。
人間工学に基づいた形状としっかりしたクリック感により、長時間使用しても疲れにくく、Bluetooth5.2 の接続や長期間のバッテリー持ちは、モバイルワークをする人にとって非常に魅力的なポイントです。さらに、静音設計と高い耐久性が、場所を選ばない使用を可能にし、ヴィーガンレザーと多彩なカラーは、実用性だけでなく個性的な表現も叶えてくれます。
価格は 11,800 円(税込)と、ハイエンドのポータブルマウスとしては妥当な範囲で、3,980 円以上の購入で送料が無料になるため、単品での購入も気軽にできます。頻繁に出張や外出先で PC を使うビジネスマン、カフェで作業をするフリーランサー、デバイスの持ち運びを徹底的に簡単にしたい人々にとって、この製品は「携帯性と使い心地のジレンマ」を解消する強力なパートナーとなるでしょう。
折り紙という伝統的な発想が、現代のデジタルライフをより快適にする ——OriMouse はそんな新しい可能性を提示しています。