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Sirui 20mm T1.8 1.33x S35 AF Anamorphic Lens|シネマティックな映像美を手に入れる広角レンズ

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映像制作の世界では、独特な視覚効果を生み出すアナモルフィックレンズが長年にわたり愛されてきました。その特有のシネマティックな表現力、横に広がるワイドスクリーンの画角、そして美しいレンズフレアは、映画のような映像を求める映像作家やクリエイターにとって欠かせない要素です。

そんな中、SIRUIが新たに発表した**「Sirui 20mm T1.8 1.33x S35 AF Anamorphic Lens」**は、広角でありながらもシネマスコープ比率を実現し、さらにオートフォーカスを搭載した革新的な一本です。従来のアナモルフィックレンズはマニュアルフォーカスが主流でしたが、本レンズはSTMモーターを搭載し、スムーズなAFを実現。映像制作の自由度を飛躍的に向上させています。

また、Super35センサーに最適化された設計で、37mmのイメージサークルをカバーしながら、T1.8の明るい絞りによって低照度環境でも優れた性能を発揮します。オーバルボケやブルーフレアといったアナモルフィックレンズならではの特性を持ちつつ、コンパクトで軽量なデザインに仕上がっており、ハンドヘルド撮影やジンバルを使った映像制作にも適しています。

では、このレンズが持つ特徴を詳しく見ていきましょう。


Sirui 20mm T1.8 1.33x S35 AF Anamorphic Lensの特徴

1.33xアナモルフィックデザインと2.35:1のシネマスコープ比率

本レンズは1.33倍のアナモルフィック設計を採用しており、16:9センサーで撮影した場合に、2.35:1のワイドスクリーン映像を得ることができます。これにより、映画のような没入感のある映像表現が可能になり、視覚的なインパクトを高めます。

また、一般的な広角レンズとは異なり、アナモルフィック特有の**オーバルボケ(楕円形のボケ)**を生み出し、被写体を際立たせる効果があります。このレンズが生み出す映像は、まさにシネマティックな雰囲気そのものです。


T1.8の明るい絞りと低照度性能

最大開放T1.8という明るさを誇り、暗い環境でもしっかりと光を取り込みます。夜景撮影や室内でのロケーション撮影においても、高感度を必要とせずに美しい映像を撮影することが可能です。

絞りを開放すれば、浅い被写界深度による美しいボケ表現を活かした撮影ができ、被写体をドラマチックに引き立てることができます。一方で、T22まで絞ることができるため、パンフォーカスでの撮影にも対応し、シーンに応じた柔軟な表現が可能です。


STMモーターによるスムーズなオートフォーカス

アナモルフィックレンズとしては非常に珍しいSTM(ステッピングモーター)駆動のオートフォーカスを採用。これにより、スムーズかつ静音性の高いフォーカス操作が可能になりました。

特に動画撮影時には、フォーカスの追従性が重要ですが、このレンズは動く被写体を正確に捉え、フォーカスの揺れを最小限に抑えることができます。これまでアナモルフィックレンズでは難しかったオートフォーカスを活かした映像制作が実現しました。


アイ・トラッキングAF機能

さらに、Eye-Tracking AF(アイ・トラッキングオートフォーカス)に対応している点も特筆すべきポイントです。これにより、被写体の目を検出して正確にフォーカスを合わせることができ、ポートレート映像などでも非常に高い精度を発揮します。

動きのあるシーンでも被写体をしっかりと捉え続けるため、インタビュー撮影やドキュメンタリー、Vlogなどにも適しています。


15.7インチの最短撮影距離

最短撮影距離はわずか15.7インチ(約40cm)と短く、広角レンズでありながらも被写体にぐっと寄ることができます。これにより、ダイナミックなパースペクティブを活かした撮影や、細部まで繊細に描写するマクロ的な表現が可能になります。


77mmフィルター対応

前面には標準的な77mmのフィルタースレッドを備えており、NDフィルターやブラックミストフィルターを装着して映像表現をよりコントロールできます。

特に日中の屋外撮影ではNDフィルターを使うことで、T1.8の開放絞りでも適切な露出で撮影でき、ボケ味を活かした映像制作が可能になります。


37mmのイメージサークルとSuper35センサー対応

このレンズは37mmのイメージサークルをカバーし、Super35センサーに最適化されています。APS-Cカメラでもクロップされることなく、フルにその画角を活かせるため、幅広いカメラボディとの互換性を持っています。


コンパクトで軽量なデザイン

レンズの重量はわずか**1.1ポンド(約488g)**と非常に軽量で、ジンバルやドローンでの使用にも適しています。アナモルフィックレンズは一般的に大きく重くなりがちですが、SIRUIはコンパクトな設計を実現し、扱いやすさにも配慮しています。


USB-Cによるファームウェアアップデート

レンズ側にUSB-Cポートを備えており、将来的なファームウェアアップデートにも対応。これにより、継続的な性能向上や互換性の強化が期待できます。


将来性

このレンズの登場によって、これまで限られた予算では手が届きにくかった高品質なアナモルフィック撮影が手軽に楽しめるようになりました。プロフェッショナルな映像制作者はもちろん、VlogやYouTubeコンテンツ制作でも、このレンズを使うことで映画のようなクオリティを実現できます。

コンパクトながらも妥協のない設計が施されたこのレンズは、今後の映像制作の新たなスタンダードになる可能性を秘めています。