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Web会議ヘッドセットのおすすめ:声の悩みから選ぶUSB・無線・スピーカーフォン

「声がこもる」と言われるのか、相手の声が聞きづらいのか。悩みの種類で選ぶ道具は変わります。4,180円の有線から7万円台の上位機まで、公式価格と認定の型番、独立テストの評価で選び分けます。

Modern-G 編集部更新 約18分で読めます

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Web会議ヘッドセットのおすすめ:声の悩みから選ぶUSB・無線・スピーカーフォン

ゆるやかな弧のヘッドバンドと耳あてから細いマイクアームが口元へ伸び、その先の小さな点から声の波が外へ広がっていく、抽象的なイラスト
イラスト:Modern-G

Web会議で「声が遠いです」「ちょっとこもってます」と言われる。逆に、相手の声が聞き取りにくくて何度も聞き返してしまう。どちらも「ヘッドセットを買えば解決」と思われがちですが、原因が違えば効く道具も違います。

この記事では、まず困りごとを切り分けます。そのうえで、有線のUSBヘッドセット、ワイヤレスヘッドセット、イヤホン、スピーカーフォン、USBマイクを、2026年10月23日に確認した日本の公式価格で比べます。

Bluetoothの通話で音質が落ちる理由と、Microsoft Teams・Zoomの「認定」が何を意味するかも、公式資料から整理しました。Modern-Gはこの記事の製品を実機でテストしていません。評価は各社の公式仕様と、米国の検証メディアRTINGSなどが公開しているレビューにもとづいています。

結論:迷ったら「口元のマイク」から選ぶ

先に答えを書きます。相手に声を届けたいなら、口元までマイクが伸びる「ブーム付き」のヘッドセットがいちばん確実です。RTINGSは、ブームマイクの録音品質が高い理由として、マイクが口に近いことを挙げています。

予算と使い方ごとの候補は次のとおりです(価格はいずれも2026年10月23日時点の公式ストア価格、税込)。

  • とにかく安く、PCの横で使う:ロジクール H390(4,180円)。有線USBで、マイクは公称100Hz〜10kHz。Microsoftの一覧に名前のある機種を安く選ぶならJabra Evolve 20(MS版ステレオ7,260円。ただし現行の「Teams認定」ではなく旧来のアップグレード区分)。
  • オフィスの雑音も気になる、有線で十分:Jabra Evolve2 30 SE。Teams認定はMS版(ステレオ15,730円)、UC版(ステレオ14,850円)はZoomの一覧に載っています。
  • ワイヤレスで、スマホとも使いたい:ロジクール Zone 300(11,000円)。2台同時接続に対応します。職場が認定機を求めるなら、法人向けの兄弟機Zone 305です。
  • 職場でTeamsを使い、騒がしい席にいる:Jabra Evolve3 45(MS版ステレオ31,130円)。専用のUSBアダプターが付属し、TeamsとZoomの両方の一覧に載っています。
  • 2〜4人で1台を囲む:スピーカーフォン。ケーブルでつなぐならJabra Speak2 40かSpeak2 55、電池で持ち運ぶならAnker PowerConf(13,990円)。

逆に、静かな個室でひとりで話すなら、まずは手持ちのイヤホンと、会議アプリのノイズ抑制で足りるか確かめてからでも遅くありません。その手順は次の節で説明します。

まず原因を切り分ける:「届かない」と「聞こえない」は別の問題

ヘッドセット選びで遠回りしやすいのは、2つの悩みを混ぜてしまうことです。

ひとつは「相手に自分の声が届きにくい」問題です。マイクが口から遠い、部屋の反響やキーボードの音を拾う、Bluetooth接続で帯域が狭くなる、といった原因があります。効くのは、マイクを口元に近づけることと、声以外の音を抑えるマイク側の処理です。

もうひとつは「相手の声が聞き取りにくい」問題です。原因は、自分の周りの騒音や、スピーカーの音量不足です。効くのは、耳をふさぐことと、聞く側のノイズキャンセリング(ANC)です。

困りごと別の選び方の図。相手に声が届きにくいなら、口元にマイクが来るブーム付きのUSBヘッドセット。相手の声が聞き取りにくいなら、ANC付きで耳をふさぐ。同じ部屋に2〜4人いるなら、スピーカーフォンを机の中央に置く。
編集部の考え方を図にしたもの(模式図)。根拠は本文の各節Modern-G作図

3つめの状況が、同じ部屋に複数人いる場合です。全員がヘッドセットを着けると、同じ部屋の声が二重に流れたり、ハウリングしたりしやすくなります。こういうときは、部屋で1台のスピーカーフォンを囲むのが向いています。

買う前に、無料でできること

Microsoft Teamsには「ノイズ抑制」の設定があり、既定でオンになっています。Microsoftのサポートページによると、iOS版では「自動」「低」「高」から選べ、「低」はPCのファンやエアコンのような持続音を抑え、「高」は声以外の背景音をすべて抑えます。

キーボードの打鍵音を指摘されたことがある人は、ノイズ抑制と一緒に、静音キーボードの選び方も参考になります。机まわり全体を整えたいなら、デスク環境の作り方で、配線や照明も含めて順番に考えています。

ワイヤレスで声がこもる理由:通話用Bluetoothとドングル

音楽はきれいに聴けるのに、会議でマイクを使った途端に音がこもる。この現象の背景には、Bluetoothの通話用の仕組みがあります。

Bluetoothで通話するときは、音楽用の方式(A2DP)ではなく、ハンズフリー用の方式(HFP)が使われます。RTINGSは測定方法の解説で、HFPは約4kHzまでの音しか扱えず、有線や独自の無線方式なら20kHzまで扱えると説明しています。この解説は2017年公開(2021年更新)の古い文章で、その後に帯域を広げた方式も出ています。

いまの製品は、どこまで高い音を拾えると公表しているのでしょうか。各社の仕様表を並べると、接続方式だけでは決まらないことがわかります。

マイクが拾う高音の上限を、メーカーの公表値で比べた横棒グラフ(Jabraは通話時のマイク帯域幅、ロジクールはマイク周波数応答の値)。Jabra Evolve3 45(無線)が14.5kHz、ロジクールH390(有線)が10kHz、Zone Wired 2(有線)が8kHz、Zone 300(無線)とJabra Speak2 40(有線)が7kHz。RTINGSが解説する従来のBluetooth通話(HFP)は約4kHz。
各社の公式仕様の上限値。Jabraは通話時のマイク帯域幅、ロジクールはマイク周波数応答として公表しており、測り方は同じとは限らない。HFPの値はRTINGSの解説(2017年公開、2021年更新)による。測定値ではないModern-G作図

ロジクールの安い有線モデルH390はマイクが100Hz〜10kHzです。同じ有線でもZone Wired 2は100Hz〜8kHzにとどまります。ワイヤレスのZone 300は100Hz〜7kHzです。一方、JabraのEvolve3 45は、Bluetoothの通話方式の新しい版(HFP v1.9)とLE Audioに対応し、マイク帯域幅を100Hz〜14,500Hzと公表しています。

ただし、数字の意味は少し違います。Jabraは通話時の「マイク帯域幅」(マイク素子の周波数範囲10Hz〜20,000Hzとは別に表記)、ロジクールは「マイク周波数応答」として公表しており、測り方が同じとは限りません。Evolve3 45の14.5kHzも、付属アダプターなど対応した経路でつないだときの値と考えるのが自然です。

ワイヤレスなら仕様表のマイク帯域とHFPの版を、有線なら帯域だけを確かめる。これが、カタログで音のこもりを避けるいちばん簡単な方法です。なお、これは公表値の比較で、実際の聞こえ方を測ったものではありません。音楽用コーデックの違いは、LDACとBluetoothコーデックの解説で詳しく整理しています。

付属のUSBアダプター(ドングル)は使ったほうがいい?

Microsoftは、Teams認定のBluetoothヘッドセットやスピーカーフォンの多くは、PCやMacにつなぐときUSBドングルと一緒に使う設計だと説明しています。PCに直接ペアリングする「ネイティブBluetooth」の認定もありますが、対象はWindows PCです(macOSは将来対応の可能性ありという書き方)。

同じページは、ネイティブ接続の認定機はドングルの有無の両方で試験されるとしつつ、性能はPC側のBluetoothに左右されると書いています。電波が混み合う環境や、Bluetoothの性能が低いPCでは、ごく一部のユーザーがドングルを使い続ける必要があるかもしれない、という書き方です。編集部としては、機器が多い職場で使うならドングル付きのモデルを選んでおくと安心だと考えます。

パソコンとスマホを1台でまかなう

Jabraによると、Evolve3 45は付属のLink 390アダプターでPCに、Bluetoothでスマホに、同時に接続できます。ロジクールのZone 300も、最大6台をペアリングし、2台に同時接続できるとしています。

イヤホンの場合は注意が必要です。RTINGSはAirPods Pro 3のレビュー(2025年10月14日初出)で、マイクの性能は接続先しだいで、iPhoneなどApple製品では良いものの、Apple以外の機器では明瞭さが落ちると書いています。編集部としては、会社のWindows PCで使う会議では不利になりやすいと考えます。

ソニーのWF-1000XM6については、RTINGSはマイクを「まずまず(okay)」とし、前の世代より細部まで拾えると評価しています(2026年3月12日初出)。ただし電車の通過音のような大きな音では、声が途切れることがあるそうです。イヤホンを会議にも兼用したい人は、ノイズキャンセリングイヤホンの比較で機種ごとの違いを確かめてください。

ノイズキャンセリングは2種類:マイク側と耳側

「ノイズキャンセリング」という言葉は、製品ページで2つの意味に使われています。混同すると、思っていた効果が得られません。

ひとつは、マイクが拾う雑音を抑えて、相手に届く声をきれいにする機能です。ロジクールはZone Wired 2の説明で、AIベースのアルゴリズムを使うノイズキャンセリングマイクが、キーボードのクリック音や周囲の会話を抑えるとしています。これは「相手のため」の機能です。

もうひとつは、耳に届く周囲の騒音を打ち消すANC(アクティブノイズキャンセリング)です。JabraはANCを、マイクで周囲の雑音を検出して打ち消し、オフィスの会話やエアコンの音を軽くする機能と説明しています。こちらは「自分のため」の機能です。

相手に「うるさい」と言われるならマイク側、自分が聞き取れないならANC。オフィスの話し声が気になる人は、両方を備えたモデルを選ぶことになります。音楽も重視するなら、ノイズキャンセリングヘッドホンの比較の上位機も候補に入ります。

騒がしい席なら「Open Office」の表示を見る

Microsoftは、Teams認定の中に「オープンオフィス用プレミアムマイク」という特別な区分を設けています。説明によると、この区分のヘッドセットは、使っている人の声は拾い、隣の人の声は送らないことを求められます。

Jabraは、Evolve2 30 SEがこの要件を満たし、Evolve3 45が「Premium Microphone for Open Office」に対応すると表記しています。ロジクールも、法人向けのZone Wireless 2 ESがこの要件を満たす製品として認定されたとしています。在宅で静かな部屋なら不要ですが、隣の席との距離が近い職場では、有力な目安になります。

Teams認定・Zoom認定は何を約束しているか

「Teams認定」「Zoom認定」の表記は、声がきれいになる保証ではありません。何を保証しているのかを、公式資料で確かめました。

Microsoftの説明では、Teams認定の周辺機器は、追加設定なしで動き(プラグ&プレイ)、Teamsから通話を操作できることが条件です。オーディオ機器には、応答・終話、ミュート、音量の基本操作と、エコーや歪み、過度の不具合のない「広帯域オーディオ」が求められます。新しい認定では、専用のTeamsボタンやLEDでの通知も加わります。

Zoomの認定機器一覧のページは、個人のワークスペース向けに認定要件にしたがってテストし、認定した機器だと説明しています。ただし、具体的な試験の項目はそのページには書かれていませんでした。

2つの一覧を、2026年10月23日に確認しました。

製品Teamsの一覧Zoomの一覧注意点
Jabra Evolve3 45あり(2026年7月)あり(2026年7月)MS版とUC版がある
Jabra Evolve2 30/SEあり(2021年3月)あり(30は2022年1月、SEは2023年5月)Teams認定はMS版
ロジクール Zone 300見当たらず見当たらず認定は兄弟機Zone 305
Zone Wired 2for Business版のみfor Business版のみ個人向けは別型番
Jabra Speak2 40あり(2023年3月)見当たらずTeams認定はMS版
Anker PowerConf見当たらずあり(2024年1月)姉妹機S3はTeamsにあり

ここからわかるのは、同じ名前でも「法人向け」や「MS版」だけが認定されている場合があることです。JabraはTeams向けの「MS版」と、それ以外の会議ツール向けの「UC版」を分けて売っており、Speak2 40のページも、Teamsを使わないなら標準のUCモデルを選ぶよう案内しています。ロジクールの公式ストアで買える個人向けのZone Wired 2と、一覧に載る「Zone Wired 2 for Business」は別の製品として扱われています。

表にない安いモデルにも、一覧に載るものがあります。JabraのEvolve 30 IIはZoomの一覧(2022年1月)に載り、Evolve 20とともにMicrosoftの一覧では「Skype for BusinessからMicrosoft Teamsへのアップグレード」という区分(2020年8月)に入っています。現行の「Microsoft Teams認定」とは別の区分です。ロジクールの有線H570eは、Teams版がTeams認定(2024年7月)を受けています。

認定がなくても、TeamsやZoomで普通に使えます。認定が効くのは、会社のIT部門が機器を指定している場合や、専用ボタンで会議に参加したい場合です。職場の指定があるなら、型番まで一覧と照らし合わせてください。

製品の比較:価格と、選んで後悔しやすい点

ここからは候補を形ごとに比べます。価格は2026年10月23日に各社の公式ストアで確認した税込価格です。Jabraの価格は、公式オンラインストアの掲載価格です。

モデル公式価格接続マイク上限(公表値)後悔しやすい点
ロジクール H3904,180円有線USB10kHzANCなし、ケーブルが邪魔
Jabra Evolve2 30 SE15,730円有線USB非公表ANCなし
ロジクール Zone 30011,000円Bluetooth7kHz認定一覧になし
Jabra Evolve3 4531,130円無線(アダプター付き)14.5kHz価格。UC版の国内価格は未確認
Jabra Evolve3 8571,280円無線(アダプター付き)14.5kHzブームなし。価格が高い

Jabraの価格はいずれもステレオのMS(Teams)版です。

有線USB:安くて、途切れない

ロジクールのH390は、マイクブームが長く、マイク帯域も公称10kHzと、価格のわりに通話向きの仕様です。ANCはないので、周りがうるさい環境には向きません。

公式ストア:ロジクール H390(外部サイト)(新しいタブで開きます)

Jabra Evolve2 30 SEは、オフィスの雑音対策に一段踏み込んだ有線モデルです。Jabraによると2つのマイクを搭載し、Microsoft TeamsのOpen Officeの要件を満たします。ステレオでケーブルなし102gと軽い点も、長い会議では効いてきます。

Teamsの職場ならMS版(ステレオ15,730円)、Zoomなどが中心ならUC版(ステレオ14,850円)を選びます。同じ公式ストアには旧型の「Evolve2 30」(SEなし)も16,940円で並んでいますが、2026年10月23日時点では注文できない表示でした。型番の「SE」を確かめてください。

もっと予算を抑えたいなら、同じJabraの有線モデルEvolve 30 II(MS版ステレオ11,330円)とEvolve 20(MS版ステレオ7,260円)も公式ストアで買えます。ただし、Microsoftの一覧では上で書いた旧来の区分での掲載で、Zoomの一覧に載るのはEvolve 30 IIだけです。

公式ストア:Jabra Evolve2 30 SE(外部サイト)(新しいタブで開きます)

公式ストア:Jabra Evolveシリーズ(Evolve 30 II・Evolve 20を含む)(外部サイト)(新しいタブで開きます)

ロジクールのH570eは法人向けで販売店経由のモデルとなり、公式ページに価格はありません。会社でTeams認定の安い有線機をまとめて買うなら、IT部門経由で候補に入れるとよいでしょう。

ワイヤレス:机を離れる人、スマホとも使う人

ロジクールのZone 300は、11,000円で2台同時接続ができる、いちばん手ごろなワイヤレスの候補です。重さは122gで、長いマイクブームにノイズキャンセリングマイクを2つ載せています。マイク帯域は公称7kHzで、Evolve3 45の約半分です。TeamsやZoomの一覧には載っていません。職場が認定機を求める場合は、法人向けの兄弟機Zone 305(Teams認定2024年4月、Zoom一覧2024年6月)が対象です。こちらは販売店経由で、公式ページに価格はありません。

公式ストア:ロジクール Zone 300(外部サイト)(新しいタブで開きます)

Jabra Evolve3 45は、Jabraが「最軽量」とうたう約100gのオンイヤー型です。3つのマイクを使う通話処理(Jabra ClearVoice)、跳ね上げるとミュートになるマイクアーム、ANCを備え、バッテリーやイヤークッションを交換できます。RTINGSの独立テストはまだ見当たらないため、評価はメーカーの仕様と認定一覧にもとづきます。

公式ストア:Jabra Evolve3 45(外部サイト)(新しいタブで開きます)

使い続けるコストも計算しておきます。Evolve3 45を3年使い、途中でイヤークッションを1回交換する(公式ストアの掲載価格6,050円。2026年10月23日は注文できない表示)と、総額は37,180円で、1年あたり約12,400円です。H390なら3年で1年あたり約1,400円、Evolve2 30 SE(MS版)なら約5,240円です(公式価格からの計算)。

Jabra Evolve3 85は、マイクアームのないオーバーイヤー型の上位機です。RTINGSのレビュー(2026年6月26日初出)は、マイクについて声を明瞭でバランスよく再現し、ホテルのロビー程度の騒がしさなら背景からよく分離すると書いています。一方、電車の通過のような大きな音では音声が途切れ、ANCは低音域の騒音を苦手とする、とも指摘しています。

RTINGSの仕事向けヘッドホンのおすすめ記事(2026年10月16日更新)も、通話を重視しつつANCも欲しい人向けの代替としてEvolve3 85を挙げています。ブームのない見た目で外でも使いたい人向けで、71,280円という価格は覚悟が要ります。

公式ストア:Jabra Evolve3 85(外部サイト)(新しいタブで開きます)

スピーカーフォン:複数人で1台を囲む

Jabra Speak2 40は、4つのマイクを載せた有線USBのスピーカーフォンです。Jabraは、最適な部屋の広さを最大4.5m×4.5m、マイクの収音範囲を最大2.3mとしています。話し手どうしが同時に話せる全二重通話にも対応します。Bluetoothには対応しないので、ワイヤレスで使うなら上位のSpeak2 55(29,040円)になります。

価格は公式ストアでUC版24,200円、Teams認定のMS版25,520円です。ただし2026年10月23日時点の公式ストアでは、Speak2 40はどちらも注文できない表示でした。公式ストアで注文できたのはSpeak2 55のUC版で、Teams認定のMS版が必要なら販売店で探すことになります。

公式ページ:Jabra Speak2 40(外部サイト)(新しいタブで開きます)

公式ストア:Jabra Speak2 55(外部サイト)(新しいタブで開きます)

AnkerのPowerConfは、Bluetoothと内蔵バッテリーで、会議室を選ばずに使えるスピーカーフォンです。Zoomの認定一覧に載っています。注意したいのは国内の品ぞろえです。2026年10月23日のAnker公式ストアでは、PowerConf S3、S330、S500などが購入できない状態で、買えたのはPowerConfだけでした。

公式ストア:Anker PowerConf(外部サイト)(新しいタブで開きます)

1万円以下なら、EMEETのOfficeCore Luna(公式ストアの通常価格8,999円)もあります。メーカーによると3つのマイクで360°から収音し、最大8人に対応します。ただし公式ストアのページで技適の表示を確認できなかったため、Bluetoothで使う前に本体の表示を確かめてください。

USBマイク:スピーカーで聞きたい人の選択肢

ヘッドセットを着けたくない人は、USBマイクという道もあります。ロジクールのYeti GX(32,780円)は、公式仕様ではダイナミック型で、指向性はスーパーカーディオイド(正面の狭い範囲を中心に拾う型)です。

ただし、スピーカーで相手の声を流すと、その音をマイクが拾ってエコーの原因になりえます。会議の音はイヤホンで聞く前提で選ぶほうが無難です。配信や収録までしたい人は、ワイヤレスマイクの選び方も参考になります。

HP Poly、EPOSについて

HP Polyは「Mission」「Voyager」シリーズ、EPOSは「IMPACT」シリーズを国内で展開していますが、公式サイトに価格はなく、販売店や問い合わせ経由です。会社で一括導入する場合の選択肢として、IT部門に相談するとよいでしょう。

こんな人にはこれ、買わなくていい人

ここまでの内容を、状況ごとにまとめます。

在宅で、PCの前から動かず、とにかく声を確実に届けたい人は、H390で十分です。ノイズ抑制をオンにして、マイクを口の横に合わせるだけで、ノートPCの内蔵マイクより口との距離がぐっと縮まります。

家族の生活音や、オフィスの雑音がある人は、Open Officeの要件を満たすEvolve2 30 SE(Teamsの職場ならMS版)か、ANCも欲しければEvolve3 45です。スマホとも行き来するならZone 300が手ごろですが、職場が認定機を指定しているならZone 305を選んでください。

会議室や自宅のリビングで2〜4人が参加するなら、スピーカーフォンです。ケーブルで固定ならSpeak2 40(公式ストアの在庫を確認)かSpeak2 55、持ち運ぶならPowerConfが候補になります。

反対に、買わなくていい人もいます。静かな個室で1対1の会議が中心で、相手から音質を指摘されたことがないなら、いまの機材のままで問題ありません。iPhoneとAirPodsで会議に入っている人も、RTINGSによればApple製品どうしならマイクは良好なので、PCでの会議が増えたときに考えれば十分です。

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Sources

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  2. ロジクール「ヘッドセット」一覧(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  3. ロジクール「Zone 300」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  4. ロジクール「Zone Wired 2」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  5. ロジクール「Zone Vibe 100」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  6. ロジクール「Zone Wireless 2 ES for Business」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  7. ロジクール「Zone 305」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  8. ロジクール「H570e USB ヘッドセット」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  9. ロジクール「マイク」一覧(Yeti GXほか)(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  10. ロジクール「Yeti GX」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  11. Jabra「Jabra Evolveシリーズ」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  12. Jabra「Jabra Evolve3 45」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  13. Jabra「Jabra Evolve3 65」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  14. Jabra「Jabra Evolve3 85」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  15. Jabra「Jabra Evolve2 30 SE」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  16. Jabra「Jabra Speak2 40」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  17. Jabra「Jabra Speak2 55」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  18. Anker Japan「Anker PowerConf」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  19. EMEET Japan「EMEET OfficeCore Luna」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  20. HP「Poly ヘッドセット」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  21. EPOS「IMPACT 400」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  22. Microsoft Learn「Microsoft Teams 認定の個人用周辺機器」(表は2026年10月更新)(新しいタブで開きます)
  23. Microsoft サポート「Microsoft Teams 会議のバックグラウンド ノイズを減らす」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  24. Zoom「Zoom Certified Hardware」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  25. Zoom「Zoom Workspace Certified Hardware」(2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
  26. RTINGS「Microphone Of Headphones」(2017年公開、2021年更新)(新しいタブで開きます)
  27. RTINGS「Our Recording Quality Score and Tests」(2017年公開、2021年更新)(新しいタブで開きます)
  28. RTINGS「Jabra Evolve3 85 Review」(2026年6月26日初出)(新しいタブで開きます)
  29. RTINGS「Apple AirPods Pro 3 Review」(2025年10月14日初出)(新しいタブで開きます)
  30. RTINGS「Sony WF-1000XM6 Review」(2026年3月12日初出)(新しいタブで開きます)
  31. RTINGS「The 6 Best Headphones For Work of 2026」(2026年10月16日更新)(新しいタブで開きます)
  32. Jabra Evolve3 45(新しいタブで開きます)
  33. Jabra Evolve3 85(新しいタブで開きます)

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