会議が始まる直前になって、HDMIケーブルを探す。ようやく見つけたと思えば、今度は手元のノートPCに端子がない。変換アダプターを借り、充電器もつなぎ、気づけばデスクの上はケーブルだらけ――。大画面に資料を映したいだけなのに、なぜここまで準備が必要なのだろう。
そんな「接続するまでの面倒」を、一台で大幅に減らしてくれるのがワイヤレス投影ハブ「TSUPY」**で
TSUPYが目指しているのは、単に映像を無線で飛ばすことではありません。4Kワイヤレス投影、HUB機能、最大100WのPDパススルー充電、送受信機の一体収納、直感的な画面操作までをコンパクトな本体に集約。PCから離れてプレゼンしたいときも、自宅のテレビで動画や写真を大きく映したいときも、「まず配線を整える」というひと手間から解放してくれます。
映したい。その瞬間に映せる。
TSUPYの価値は、そのシンプルさにあります。
TSUPYの特徴
4Kの細部まで、そのまま大画面へ。ワイヤレスだからこそ自由になれる
ワイヤレス投影と聞いて、「便利だけれど画質は妥協するもの」という印象を持っている人もいるかもしれません。TSUPYは最大4K(3840×2160)/30Hzのワイヤレス映像出力に対応しています。
その違いが効いてくるのは、映画を見るときだけではありません。たとえば会議資料に並んだ小さな数字、Webページの細かな文字、デザインデータの繊細な色合い。画面を大きくした途端に輪郭がぼやけてしまっては、大画面にする意味そのものが薄れてしまいます。
TSUPYなら、そうしたディテールまで見やすく共有できます。参加者全員がノートPCの小さな画面をのぞき込む必要はありません。視線を上げ、大きな画面を見ながら同じ情報を共有できる。それだけで会議や打ち合わせのテンポは驚くほど軽くなります。
さらに接続するディスプレイ環境に応じて、1080P/60Hzへ自動で最適化。常に4Kだけを押しつけるのではなく、使用するテレビやモニターに合わせて表示できるため、既存の設備を活かしやすいのも魅力です。
最大約45m。ケーブルの長さに、人の動きを決めさせない
有線接続では、PCを置く位置がおのずとケーブルの届く範囲に縛られます。広い会議室や教室、イベントスペースになるほど、この制約は意外なストレスになります。
TSUPYのワイヤレス通信距離は、障害物のない環境で最大約45m。モニターのすぐ横にPCを置く必要がなくなり、自分が使いやすい位置から画面を共有できます。
映像伝送にはH.265圧縮技術を活用。これは高画質な映像を効率よく圧縮して伝送する技術で、通信量を抑えながら映像の情報量を保ちやすいのが特徴です。遅延も約100ms以下に抑え、プレゼンテーションや資料共有、動画視聴といった用途で扱いやすい映像環境を実現しています。
ただし、ここは用途を正しく理解しておきたいところ。FPSや格闘ゲーム、音楽ゲームなど、わずかな入力遅延が勝敗や操作感を左右する競技性の高いゲームや、極めて高いリアルタイム性が必要な作業には適していません。
「何でもできる」と大げさに語るのではなく、仕事、授業、映像視聴、一般的なゲームなどの日常用途を、ケーブルから解放するための製品と考えると、TSUPYの立ち位置がよく見えてきます。
ワイヤレス投影とHUBを一体化。USB-Cポートを塞いで終わらない
ワイヤレス投影機器を使っているのに、結局HUBや充電器を別に持ち歩いている。そんな経験はないでしょうか。
一般的なワイヤレス投影デバイスでは、接続した瞬間にPCのUSB Type-Cポートをひとつ占有してしまいます。ポート数の少ない薄型ノートPCでは、これが地味に痛い。外部ストレージも使いたい、充電もしたいとなれば、さらにHUBを追加することになります。
TSUPYはワイヤレス投影機能と複数ポートを備えたHUB機能を一体化。別々の周辺機器を組み合わせていた役割を一台へまとめることで、デスクの上もバッグの中もすっきりさせられます。
「映像を飛ばすための機器」ではなく、PCと外部機器をつなぐ中心になる。
ここがTSUPYの大きな強みです。
映している間も充電できる。最大100WのPDパススルーに対応
プレゼン中にバッテリー表示が赤くなると、内容より残量のほうが気になってしまうもの。特にUSB-Cポートの少ないノートPCでは、「投影するか、充電するか」という窮屈な選択を迫られることがあります。
TSUPYは最大100WのPDパススルー充電に対応しています。PDとはUSB Power Deliveryの略で、USB-Cを利用して大きな電力を供給できる給電規格のこと。対応するPD充電器を接続すれば、映像をワイヤレスで出力しながらノートPCへの給電も行えます。
また、接続機器から十分な電力を確保できる場合は、外部電源なしでも使用可能。電力が不足する環境ではUSB-CのPD対応ポートから補助給電できるため、状況に合わせて使い方を変えられます。
なお、最大100Wでの給電は、バッテリー残量が少ないときなどの一時的な電力補助を想定した機能で、高出力状態での長時間連続給電は推奨されていません。この点まで理解して使えば、会議やプレゼン中の「あと何%?」という不安を減らす心強い機能になります。
スマートフォンなら受信機だけ。写真も動画も、その場でテレビへ
TSUPYはPCだけのための製品ではありません。
スマートフォンの場合は、送信機を使用せず、受信機単体でワイヤレスミラーリングが可能です。受信機をテレビやモニターへ接続し、スマートフォン側の画面ミラーリング機能からTSUPYのSSIDを選択すれば接続できます。AndroidとiPhoneの両方に対応しています。
旅行から帰ってきた夜、家族みんなでスマートフォンを囲むのではなく、撮った写真をテレビへ。仕事先で急にスマートフォン内の資料を見せる必要が生じたときも、その場で大画面へ。Webサイトや動画も同じです。
小さな画面を「渡して見せる」共有から、大きな画面を「みんなで見る」共有へ。
この変化は想像以上に大きいものです。
なお、HDMIポートから受信機に必要な電力を確保できない場合は、USBケーブルによる給電が必要になります。近くにUSBポートがない場合は、モバイルバッテリーなどからの給電にも対応できます。
送信機も受信機もケーブルも、一緒に持っていく
ワイヤレス機器で怖いのは、本体よりも「小さな付属品を忘れること」かもしれません。
受信機だけ会議室のテレビに挿したまま帰ってしまう。翌朝バッグを開けたら給電ケーブルだけない。ほんの小さな忘れ物が、その日の予定を止めてしまいます。
TSUPYは、送信機となるHUB本体の背面に受信機を収めるネスト構造を採用。さらに電源供給用USB-Cケーブルも専用の収納溝へまとめられるため、必要なパーツをひとつの塊として持ち運べます。
しかも本体重量は約55g。日々持ち歩くPC周辺機器だからこそ、この軽さは嬉しいところです。
バッグの中に「HUB」「送信機」「受信機」「ケーブル」が別々に転がるのではなく、必要なものがひとまとまりになる。使い終わったら戻す場所まで決まっている。この整理された感覚こそ、毎日使う道具に欲しかった快適さではないでしょうか。
画面共有中に欲しかった操作を、3つのボタンへ
プレゼン中、設定画面を開いて表示方法を変更する。音を止めるために画面上の小さなアイコンを探す。見せたくない通知が出て慌ててウインドウを閉じる――。
TSUPYは、こうした画面共有中の細かな操作を3つの専用ボタンへ集約しています。
まず、画面をそのまま共有するミラー表示と拡張表示をワンタッチで切り替えられます。説明するときは同じ画面を相手に見せ、作業するときは外部ディスプレイを第二の画面として活用する。用途が変わるたびに設定をたどる必要がありません。
さらに、投影中の画面をすぐ非表示にしてデスクトップへ戻る操作にも対応。通知や見せたくない情報が現れそうな場面でも、画面共有をコントロールしやすくなります。
もうひとつは音声ミュート。ボタンを一度押せば音声を止め、もう一度押せば復帰できます。
どれも派手な機能ではありません。しかし、会議の流れを止めないためには、こうした「一秒でできること」が効いてきます。
挿したら使える。WindowsもmacOSも、テレビもプロジェクターも
TSUPYの送信機は、**映像出力に対応したUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode)**を採用。対応するPCなら送信機を接続し、受信機をHDMI入力対応のテレビ、モニター、プロジェクターへつなぐだけという、プラグ&プレイを基本とした構成です。
WindowsとmacOSの両方に対応するため、仕事用PCを買い替えるたびに投影環境を一から見直す負担も抑えられます。
さらに市販の変換アダプターを組み合わせれば、HDMI、VGA、DisplayPort、Mini HDMI、Mini DisplayPortなど、さまざまな映像端子を持つ機器にも接続環境を広げられます。
ただし、USB-C端子が付いているだけでは使用できません。送信機側の機器にはDisplayPort Alt Modeによる映像出力への対応が必要です。購入前に手持ちのPCや機器が映像出力対応か確認しておくことが重要です。
まとめ
TSUPYの魅力は、4Kで映せること、100Wで給電できること、約45mまで映像を飛ばせること――その一つひとつだけにあるのではありません。
本当に価値があるのは、これまで別々の道具と手順に分かれていた**「映す・つなぐ・充電する」**という作業を、一台の中へまとめたことです。
会議室に入ってから変換アダプターを探さない。投影中にPCのバッテリーを気にし続けない。受信機を忘れない。画面を切り替えるたびに設定画面を開かない。そしてケーブルの届く場所に、自分の居場所を合わせない。
ほんの数分の手間に見えて、積み重なると大きなストレスになる部分を、TSUPYは丁寧に取り除いてくれます。
大画面へ映すことを、特別な準備が必要な作業から、ごく自然な動作へ。
仕事でも、自宅でも、持ち歩く先でも。接続機器が増えるほど複雑になっていたデジタル環境を、もう一度シンプルに戻したい人にとって、TSUPYはバッグの中に常備したくなる一台です。










