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Xlaserlab E3|ウルトラファストUVレーザーで多素材・多機能を実現する「One for All」彫刻機

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¥874,900

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XLaserlab が開発した「Xlaserlab E3」は、その名が示す「One for All」(全方位対応)をコンセプトに設計されたウルトラファスト UV レーザー彫刻機です。従来のレーザー彫刻機が素材や加工方式に制限されがちだった課題を解消し、クリエイターの想像力を最大限に引き出すための多様な機能を凝縮しています。UV レーザー(紫外線レーザー)の特性を活かし、細かい加工から深い彫刻まで幅広く対応し、さらに AI 技術を搭載することで操作の簡便性も向上させています。この機械は、単なる「彫刻ツール」を超え、ユーザーのクリエイティブワークフローを革新する存在として位置づけられています。どんな素材にどんな加工を施したいと思っても、一機で対応できる汎用性が最大の特徴の一つです。

Xlaserlab E3 の特徴

Xlaserlab E3 の核心となるのは、10W 出力のウルトラファスト UV レーザーです。この出力は、レーザー彫刻機にとって「速度」と「加工能力」を決定する鍵となる要素で、10W の強力なエネルギーにより、金属、プラスチック、ガラス、木材といった硬質素材から柔らかい布地まで、短時間で高精度な加工を実現します。
例えば、アクリル板に複雑なパターンを彫刻する場合でも、ウルトラファストなレーザー発振により加工時間が大幅に短縮され、大量の作品を制作するクリエイターや小規模事業者にとって、作業効率の向上に大きく貢献します。また、モデルによっては7W 出力のバージョンも用意されており、加工ニーズに応じた選択が可能です。7W モデルは、比較的薄い素材や細かい線刻みを中心に使用する場合に最適で、必要以上のエネルギーを消費せずに経済的な運用ができるメリットがあります。
もう一つの大きな特徴は、全素材対応(All Materials) です。多くのレーザー彫刻機が特定の素材(例:主に木材やアクリル)に限定されるのに対し、Xlaserlab E3 は UV レーザーの波長特性を活かし、有機物から無機物まで幅広い素材に対応しています。具体的には、ステンレスやアルミニウムといった金属表面のマーキング、ガラスの内部彫刻や表面装飾、ABS や PC といったプラスチックの精密加工、さらには皮革や紙、布地といった柔軟な素材の模様付けまで可能です。これにより、ユーザーは一機で「ガラスのアクセサリー制作」「金属製ロゴマークの刻印」「布地のデザインプリント」といった異なる分野のプロジェクトに取り組むことができ、素材ごとに専用機を用意する必要がなくなります。
加工方式の多様性も Xlaserlab E3 の強みで、内部彫刻(Inner Engraving) と表面彫刻(Surface Engraving) の両方に対応しています。内部彫刻は、主に透明な素材(例:ガラス、アクリル、水晶)の内部に 3 次元的な模様や文字を刻む技術で、結婚指輪の箱や記念品としてのガラス置物を制作する際に非常に効果的です。UV レーザーが素材内部で焦点を結ぶことで、表面を傷つけることなく内部だけに加工を施せるため、高級感のある仕上がりが得られます。一方、表面彫刻は、素材の表面に凹状の模様や凸状のレリーフを形成するもので、例えば木材製のサインボードに深みのある文字を彫刻したり、プラスチックケースにロゴを浮き出させたりする用途に適しています。これら二つの加工方式を一機で切り替えられるのは、ユーザーのクリエイティブな表現の幅を大きく広げます。
さらに、Xlaserlab E3 は200 色以上の色彩表現(200+ Colors) を可能にしています。一般的なレーザー彫刻機は「黒っぽく焼く」「素材を削る」といった単色の加工が主流ですが、この機械はレーザーの出力強度や照射時間を微調整することで、素材表面に様々な色調を発現させることができます。例えば、金属素材では金、銀、青、紫といった色調を出したり、木材では深い茶色から薄いベージュまでのグラデーションを表現したりすることが可能です。これにより、彫刻作品に色彩を加えることで視覚的なインパクトを高めることができ、ポスターやアートワーク、オリジナルグッズのデザインの自由度が大幅に向上します。
立体的な加工に関しては、レリーフ彫刻(Relief Engraving) と深彫り(Deep Carving) に対応しているだけでなく、2D から 3D までの加工(2D-3D) もサポートしています。レリーフ彫刻は、素材表面に浮き出た模様を作るもので、例えば石壁や木製のパネルに彫像の一部を表現する場合に使用されます。深彫りは、素材を深く削り込んで立体的な形状を作り出す技術で、例えばキーホルダーの立体的なキャラクター造型や、容器の内部を加工する用途に適しています。2D-3D 対応は、平面的なデザインデータ(2D)を元に、自動的に 3 次元の加工パスを生成したり、3D モデルデータを直接読み込んで彫刻したりする機能で、3D プリンターで作成した原型の表面を仕上げたり、オリジナルの 3D キャラクターを彫刻したりすることができます。この機能により、ユーザーは平面だけでなく立体的な作品も自由に制作できるようになります。
操作の利便性を高めるために、Xlaserlab E3 にはAI 搭載(AI-Powered) が実装されています。この AI 機能は、主に二つの面でユーザーを支援します。一つは「加工パラメータの最適化」で、ユーザーが加工したい素材と目的(例:ガラスの内部彫刻、金属の表面マーキング)を選択すると、AI が過去の加工データや素材の特性を分析して、最適なレーザー出力、照射速度、焦点位置を自動的に設定します。これにより、初心者でも複雑なパラメータ調整に悩むことなく、高品質な加工成果を得ることができます。もう一つは「デザインデータの修正支援」で、AI がユーザーがアップロードしたデザイン画像(例:手描きのスケッチ)を解析し、ノイズを除去したり、線をスムーズにしたり、加工に適したサイズに調整したりする機能を提供します。これにより、デザイン作成のスキルが低いユーザーでも、プロ並みの加工データを簡単に作成できるようになります。
機械のサイズと重量に関しては、Xlaserlab E3 は14kg の軽量設計が採用されています。レーザー彫刻機は、加工能力に応じて大型化しやすい傾向がありますが、この機械は強力な機能を持ちながらも 14kg という軽量さを実現しているため、設置場所の制約が少なくなります。例えば、家庭のワークベンチや小さなスタジオのテーブルにも簡単に置くことができ、必要に応じて場所を移動させることも可能です。この軽量性は、クリエイターが出張でのワークショップで使用したり、スタジオのレイアウトを変更したりする際に非常に便利で、ワークスペースの自由度を高めることができます。
最後に、Xlaserlab E3 はデュアルフォーカス(Dual Focus) を搭載しています。「フォーカス」とはレーザーのエネルギーを最も集中させる点のことで、加工の精度や深さに直接影響します。デュアルフォーカス機能は、二つの異なる焦点距離を切り替えて使用できる機能で、例えば「細かい線刻み」をする場合は短い焦点距離を使ってエネルギーを高密度に集中させ、「広範囲の表面加工」をする場合は長い焦点距離を使って加工範囲を広げることができます。これにより、一つの加工プロジェクトの中で「細かいディテールの仕上げ」と「広範囲の粗加工」を切り替えて行うことができ、作業の精度と効率を両立させることができます。例えば、ガラスの置物に 3D の花模様を彫刻する場合、花びらの細かい模様は短焦点で加工し、花の全体の形状は長焦点で加工することで、高品質な仕上がりと短い加工時間を両方実現できるのです。

まとめ

Xlaserlab E3 は、「One for All」をコンセプトに、10W ウルトラファスト UV レーザーを核心に、全素材対応内部・表面彫刻200 色以上の表現2D-3D 加工AI 搭載14kg 軽量デュアルフォーカスといった多様な機能を統合したレーザー彫刻機です。これらの特徴は、それぞれ単独で優れた性能を発揮するだけでなく、相互に補完し合って「一機で多様なクリエイティブニーズを満たす」というコンセプトを実現しています。
クリエイターにとっては、素材や加工方式の制約を受けることなく、想像力を自由に表現できるツールとなります。小規模事業者にとっては、一台で複数の加工ニーズに対応できるため、設備投資のコスト削減と作業効率の向上を両立できます。初心者にとっては、AI 搭載による操作支援で、高い技術を持たなくても簡単に使いこなせる利便性があります。
UV レーザー彫刻機の市場において、Xlaserlab E3 は「多機能性」「汎用性」「操作性」をバランス良く備えた製品として、幅広いユーザー層に魅力を提供しています。今後のクリエイティブツールの発展を見据えると、このような「一機多能」な機械が、より多くの人々の創造性を引き出すきっかけになることが期待されます。