- ホーム
- Journal
- おすすめ・比較ガイド
- SDカードの選び方:カメラ・アクションカム・Switch 2で迷わない規格の読み方
Feature
SDカードの選び方:カメラ・アクションカム・Switch 2で迷わない規格の読み方
V30で足りる機器、V90が要るモード、SDでは撮れない設定。メーカーの公式資料からビットレートを逆算し、買いすぎず、撮影が止まらない1枚の選び方をまとめました。

Osmo Pocketやアクションカメラを買ったら、カードも1枚選ばなければいけません。店頭の棚にはV30、U3、A2、UHS-IIと記号が並び、同じ256GBでも値段が倍ほど違うことがあります。高いほうを買えば安心なのか、それとも安いほうで十分なのか。
答えは、カードの側ではなく機器の側に書いてあります。この記事では、カメラメーカーの取扱説明書と仕様ページから「そのモードに必要な速度」を読み取り、買いすぎず、撮影が途中で止まらない選び方を整理します。偽物や並行輸入品の避け方、旅先でデータを失わない習慣もまとめました。
Modern-Gはこの記事のカードや機器を実機でテストしていません。SDアソシエーション、カード各社、カメラ・ゲーム機メーカーの公式情報をもとに、編集部の見解を加えています。
結論:カードは「機器の指定」と「動画のビットレート」で決める
カード選びの順番は、次の3つで足ります。
- 機器の仕様ページか取扱説明書で、「対応カード」と「推奨カード」を確かめる
- いちばん重い撮影モードの最大ビットレートを確かめ、必要なスピードクラスを読む
- 正規品を扱う店で、必要なクラスを満たすカードを容量で選ぶ
多くの人の答えは、アクションカムやジンバルカメラ、ドローンならV30・A2のmicroSD、ミラーレスやVlogカメラの標準的な4KならU3(V30)のSDカードです。V60やV90が要るのは、All-Intraや10bitなどデータ量の多いモードを使う人に限られます。
例外が2つあります。Nintendo Switch 2は、ゲームの保存にmicroSD Expressカードしか使えません。そしてカメラによっては、RAW動画などの最上位モードがSDカードでは選べず、CFexpressカードが必要です。
カードがいらないケースもあります。Osmo Pocket 4は107GBの内蔵ストレージを持ち、DJIのFAQによると標準ビットレートの4K/60fpsで最大220分を記録できます。週末の旅行程度なら、まず内蔵だけで撮ってみて、足りなくなってから買っても遅くありません。
公式仕様では、Osmo Action 6(64GB、使用可能50GB)、Osmo 360 II(128GB、同105GB)、DJI Mini 5 Pro(42GB)も内蔵ストレージを持っています。DJI NeoとNeo 2は、公式仕様で外部SDカードによる拡張に対応していません。
マークの読み方:V30・U3・A2と、パッケージの「最大速度」は別物
カードには、いくつかのマークが印刷されています。キオクシアの公式FAQによると、スピードクラスには「スピードクラス」「UHSスピードクラス」「ビデオスピードクラス」の3種類があり、どれも動画撮影を想定した手順での性能を定めたものです。数字は最低転送速度を表し、大きいほど速いと説明されています。
ここで大事なのは「最低」という点です。Sandiskは製品ページで、V30を「30MB/秒のビデオキャプチャレートを維持」する性能区分と説明しています。SDアソシエーションの資料では、Class 10・U1・V10が同じ10MB/秒の書き込み速度を示すとされています。
| マーク | 意味(公式の説明) | 主な使いどころ |
|---|---|---|
| C10・U1・V10 | 最低10MB/秒の書き込み | フルHD中心の機器 |
| U3・V30 | 最低30MB/秒(V30はUHSバスで規定) | アクションカム、ドローン、多くのカメラの4K |
| V60・V90 | 最低60・90MB/秒(UHS-II/III向け) | All-Intra、10bit、高ビットレート4K・8K |
| A1・A2 | アプリを動かすためのランダムアクセス性能 | スマホ、ゲーム機、DJIの推奨カード |
| UHS-I・UHS-II・Express | 接続方式(バス)の世代 | カードとスロットの両方が対応して初めて効く |
(SDアソシエーション、キオクシア、Sandiskの公式情報をもとに作成)
パッケージに大きく書かれた「最大読出速度○MB/s」は、これとは別の数字です。キオクシアは最大読出・書込速度について、自社の試験環境での結果であり、使う機器での速度を保証するものではないと注記しています。EXCERIA PLUS G3の最大210MB/sは、同社が指定したカードリーダーと組み合わせたときの値です。撮影が止まるかどうかを決めるのは、最大値ではなく、マークが示す最低速度のほうです。
A2は動画のためのマークではありません。Sandiskの製品ページによると、A2はランダム読み出し4000 IOPS、ランダム書き込み2000 IOPSを最低性能とする区分です。SDアソシエーションは、A2の性能はA2対応の機器とカードを組み合わせたときだけ得られると説明しています。DJIの推奨リストがA2付きのカードで統一されているので、DJI機に挿すなら意識しておくとよい程度です。
UHS-IIは、裏面の端子が2列になった接続方式です。SDアソシエーションの資料では、バスの最大速度はUHS-Iが104MB/秒、UHS-IIが312MB/秒です。V60やV90はUHS-II/IIIで規定されるクラスなので、V90が必要なモードを持つカメラは、UHS-IIスロットを備えていることが前提になります。
機種別:最大ビットレートから必要なクラスを逆算する
動画の最大ビットレート(Mbps)を8で割ると、1秒あたりに書き込むデータ量(MB/秒)のおおよその目安になります。
いちばん確実なのはメーカーの対応カード表ですが、表がない機器でも、この値をカードの最低速度と比べれば目安になります。結果がクラスの数字ぎりぎりなら、ひとつ上のクラスを選ぶほうが安心です。ZV-E10 IIのプロキシー同時記録のように、計算では30MB/秒を下回ってもV60を指定するモードもあります。
下の表は、各社の公式仕様に載っている最大ビットレートを編集部が換算したもので、測定値ではありません。
| 機器・モード | 公式の最大ビットレート | ÷8の計算値 | メーカーの指定・推奨 |
|---|---|---|---|
| Osmo Action 6 | 120Mbps | 15MB/秒 | U3・A2・V30(Lexar・Kingstonを推奨) |
| Osmo Pocket 4 | 180Mbps | 22.5MB/秒 | U3・A2・V30(同上) |
| Osmo 360 II | 220Mbps(16K 360°タイムラプスは600Mbps) | 27.5MB/秒(通常動画) | U3・A2・V30(同上) |
| GoPro MISSION 1 | 240Mbps | 30MB/秒 | V30またはUHS-3推奨 |
| ZV-E10 II(XAVC S-I 4K) | 600Mbps | 75MB/秒 | V90以上 |
(ビットレートと指定は2026年10月23日に各社の日本向け仕様ページ・ヘルプガイドで確認。計算値は音声や管理情報を含まない)
アクションカム・ジンバル・ドローン:V30・A2のmicroSDでそろう
DJIは日本向け仕様ページで、Osmo Pocket 4、Osmo Action 6、Osmo 360 II、Mini 5 Proの推奨カードとして、Lexar SILVER PLUSとKingston CANVAS Go! Plusを挙げています。どれもU3・A2・V30のmicroSDXCで、64GBから1TBまでです。
Osmo Pocket 3は内蔵ストレージがなく、microSDが必須です。推奨リストにはSanDisk Extreme PROやKingston、Lexarのカードが並びます。Pocket 3と4の違いはOsmo Pocketの比較記事に、Pocket 3そのものはOsmo Pocket 3の製品ページにまとめています。
GoProは、HERO13 Black、MISSION 1、MAX2の日本向けページで、V30またはUHS-3のmicroSDカードを推奨しています。MISSION 1の最大ビットレートは240Mbpsで、計算すると30MB/秒で、V30の最低ラインと余裕がありません。GoProは実験的な機能のGoProラボを使えばさらに高いビットレートも設定できるとしているので、そうした設定を使う人は余裕のあるカードを選ぶほうが安心です。
360度カメラは内蔵ストレージを持つ機種が増えました。Osmo 360 IIは128GB(使用可能105GB)を内蔵し、microSDで拡張できます。機種選びは360度カメラの解説をどうぞ。ドローンでは、249.9gのMini 5 ProがV30・A2のカードを推奨しています。100g未満の小型機は機種ごとに記録方式が違うので、100g未満ドローンのガイドで機体を決めてから、その仕様に合わせてください。
ミラーレス・Vlogカメラ:同じカメラでもモードで要求が変わる
ソニーのZV-E10 IIのヘルプガイドを見ると、カードの要求がモードごとに細かく分かれています。XAVC S 4K(最大200Mbps)はU3以上でよく、プロキシー記録を同時に行うとV60以上、XAVC S-I 4K(最大600Mbps)はV90以上です。microSDは専用アダプターに入れて使うよう案内されています。
キヤノンのPowerShot V1も同じです。取扱説明書の要求カード性能によると、4Kの多くのモードはUHSスピードクラス3以上で足ります。いっぽう4Kクロップ59.94fpsのIPB(標準)を10bit(HDR PQ)で撮るときは、ビデオスピードクラスV60以上が必要です。
上位機では、SDカードでは撮れないモードもあります。EOS R6 Mark IIIの取扱説明書では、RAW動画はCFexpress 2.0 Type-B(400MB/秒以上など)だけが記録先で、SDカードの欄は「—」です。
XF-AVC S(YCC422 10bit)は、Intra 600MbpsならSDはV90、標準LGOPでも59.94pの250MbpsはV60が必要です。XF-HEVC Sの225Mbps(標準LGOP)ならU3で足ります。59.94pの高画質Intra・標準IntraもCFexpressだけが記録先です。
つまり、カメラ用のカードは「最も重いモードを本当に使うか」で決まります。Vlogで標準の4Kを撮るだけならU3(V30)で十分で、All-Intraや10bitを試したい人だけがV60・V90に予算を回せば足ります。カメラの選び方そのものはVlogカメラの選び方で扱っています。
microSD ExpressとSD Express:Switch 2には必須、カメラでは急がない
SD Expressは、パソコンのSSDと同じPCIeとNVMeという仕組みを使う新しい接続方式です。SDアソシエーションの資料では、バスの最大速度はPCIe Gen3 x1で985MB/秒です。最新仕様の最大はSDサイズで3940MB/秒、microSDでは1970MB/秒です。microSD版がmicroSD Expressです。
Nintendo Switch 2でゲームを保存できるのは、microSD Expressカードだけです。任天堂の公式ページによると、Express規格でないmicroSDカードは、Switch 2ではNintendo Switchの画面写真や動画の読み込みにしか使えません。対応容量は2TB以下で、初めて使うときはインターネットにつないで本体更新が必要です。購入時はパッケージに2つのマークがあるか確かめるよう案内されています。
任天堂はライセンス商品として、SanDiskとSamsungの256GB(2025年6月5日発売)と、SanDiskの512GB(2026年10月1日発売)を紹介しています。いっぽうキオクシアは公式FAQで、自社のmicroSDはmicroSD Express規格ではないためSwitch 2に対応しないと明記しています(2025年7月時点)。
公式の購入先は、任天堂のmicroSD Expressカードの案内ページ(外部サイト)(新しいタブで開きます)からマイニンテンドーストアへ進めます。
カメラでは、microSD Expressを選ぶ理由はまだ小さいと編集部は考えます。Samsungの国内販売元ITGマーケティングの仕様では、P9 Expressの接続はPCIe Gen3 x1とUHS-I SDR104で、UHS-IIの記載はありません。UHS-Iの機器で使うと、読み出しは最大90MB/sとされています。スピードクラスもV30です。
Sandiskは自社のmicroSD Expressカードについて、UHS-I機器との後方互換があり、対応リーダーを使えば転送が速くなると説明しています。撮影後のパソコンへの取り込みは速くなる可能性がありますが、2026年10月時点で本記事が確認した機器の推奨リストに、microSD Expressを指定するカメラは見当たりませんでした。
用途別のおすすめと、日本で買える主なブランド
ここまでの条件を満たすカードは、日本向けの公式ページがあるブランドからも十分に選べます。容量の目安は、4K中心なら128〜256GB、長回しや360度動画なら256〜512GBです。1枚を大容量にするか、2枚に分けるかは後半のバックアップの項で触れます。
アクションカム・ジンバル・ドローン用(V30・A2)
DJI機に挿すなら、推奨リストに入っているLexar SILVER PLUSが素直な選択です。リストに名前があることは、DJIがその組み合わせを案内しているという意味で、トラブル時の説明もしやすくなります。
公式の製品ページはLexarの国内サイト(外部サイト)(新しいタブで開きます)です。
GoProやほかの機器も含めて1種類にそろえたいなら、U3・V30・A2のSandisk エクストリームが選べます。国内の公式ストアでは32GBから2TBまで扱い、製品ページには無期限保証と書かれています。
公式の購入先はSandisk公式ストアの製品ページ(外部サイト)(新しいタブで開きます)です。キオクシアのEXCERIA PLUS G3やSamsungのPRO Plus(U3・V30・A2)も同じ条件を満たします。なお、Sandisk エクストリームの32GBはA2ではなくA1です。
ミラーレス・Vlogカメラ用(U3で足りる人、V60・V90が要る人)
標準の4Kが中心なら、UHS-IのU3(V30)カードで条件を満たします。キオクシアのEXCERIA G2 SD(U3・V30、書込最大50MB/s)や、SamsungのSD PRO Ultimate(U3・V30)が該当します。
All-Intraや10bitなど、V60を指定するモードを使う人には、キオクシアのEXCERIA PRO G2 V60(UHS-II)が候補です。公式仕様では128GB・256GB・512GBで、256GB以上は最大読出300MB/s・最大書込250MB/sです。
キオクシアのカードはオープン価格で、公式の製品ページはEXCERIA PRO G2 V60(外部サイト)(新しいタブで開きます)です。
ソニーのXAVC S-IやキヤノンのIntraのように、V90を指定するモードを使う人だけが、V90のUHS-IIカードを選べば足ります。Sandisk エクストリーム プロ UHS-IIは、U3・V90のSDカードとして国内公式ストアで32GBから512GBまで扱われています。
公式の購入先はSandisk公式ストアの製品ページ(外部サイト)(新しいタブで開きます)です。ソニーのSF-G・SF-Mシリーズ(UHS-II)も選択肢です。
2026年はカードの供給が不安定でした。ソニーは3月27日、世界的な半導体(メモリ)不足を理由に、特約店からの注文とソニーストアでのSD・CFexpressカードの受注を一時停止し、5月14日と9月1日に順次再開しています。旅行や撮影の直前に慌てて探すより、余裕をもって正規の店で買っておくほうが確実です。
同じシリーズでも容量でマークが変わる
同じ商品名でも、容量によってクラスが違うことがあります。SamsungのEVO Plusは、ITGマーケティングの仕様では64GBがU1・V10・A1、128GB以上がU3・V30・A2です。キオクシアのEXCERIA PRO G2 V60も、128GBは最大書込170MB/sと、256GB以上より低い値です。買う容量のマークを、カード表面かパッケージで確かめてください。
偽物・並行輸入品を避ける買い方
カードの偽物は、見た目だけでは区別しにくい製品です。キオクシアは公式サイトで、社名やブランド名、デザインを模した模倣品が販売されている例があると注意を呼びかけています。並行輸入品も含め、どちらも保証の対象外で、購入時のトラブルは販売店に相談するよう案内しています。
Sandiskも国内向けの告知で、正規の国内小売品は日本市場向けに用意された外装箱に入った状態でのみ販売されているとしています。外装箱のないバルク品や並行輸入品については、真正の確認と品質の保証が難しいため、製品保証の対象外です。同じ告知では、バルク品や並行輸入品が正規の国内小売品と同じ型番で表示されている例もあると注意しています。型番が公式ストアの表記(たとえばSDSQXAV-256G-JN3MD)と一致しても、それだけでは正規品の証明になりません。
実際の買い方としては、次の3点を確かめると安心です。
- 販売元が、カードメーカーの公式ストア、家電量販店、またはAmazon.co.jp自身であること
- 日本市場向けの外装箱(日本語の表記)であること。型番の一致だけでは並行輸入品を見分けられない
- 使う容量のカードに、必要なマーク(V30など)が印刷されていること
最後の点は、偽物に限った話ではありません。キオクシアは2026年10月21日、EXCERIA G2 SD 128GB(KSDU-B128GBK)の一部で、仕様の異なるカードを9月10日以降に出荷したと公表しました。
正常品は表面に「G2」の印字とSDXC・V30・U3・C10のマークがあり、対象品はG2の印字がなく、マークがSDXC・U1・C10の3つです。ビックカメラで9月10日から10月6日に買った該当品は無償交換の対象で、窓口はキオクシアお客様サポートです。同じシリーズの他の容量(32GB〜1TB)は問題ないとされています。
Samsungのカードは、国内販売元によると、管理ソフトのSamsung Magicianで製品の真贋判定や状態の確認ができます。
「正規の店で買ったか」と「カードの表面に必要なマークがあるか」を、どちらも確かめる。この2つで避けられるトラブルは多いはずです。
壊さない・失わない:フォーマット、熱、旅先のバックアップ
カードは消耗品ですが、使い方で避けられる失敗もあります。キオクシアは、新しいカードでも機器の取扱説明書に指示があれば、その機器でフォーマットするよう案内しています。パソコンで初期化するときは、SDアソシエーションの専用ソフト「SDメモリカードフォーマッター」を使うよう勧めています。キヤノンもPowerShot V1では、4K撮影の前にカメラの物理フォーマットで初期化するよう書いています。
容量にも注意が要ります。キオクシアのFAQでは、機器が対応していない容量のカードは、使えているように見えてもデータの破損や故障の原因になるとしています。古いカメラに大容量カードを挿す前に、対応容量を確かめてください。
熱にも気を配りましょう。キヤノンは、4K撮影のあとはカードが熱くなっていることがあるため、すぐに取り出さず、しばらく待つよう注意しています。ドライブレコーダーのような常時記録には、キオクシアは高耐久モデルのEXCERIA HIGH ENDURANCEを使うよう案内しており、通常の製品をその用途で使うと交換保証の対象外になります。
旅先で毎晩やっておきたいこと
キオクシアは、自社ではデータ復旧作業を行っていないと明記しています(保証対象と判断した場合は提携先の復旧業者を紹介)。撮ったデータを守れるのは、結局コピーだけです。旅行では、その日の映像をその夜のうちに別の場所へ移す習慣をつけると安心です。
iPhoneやiPadがあれば、カードリーダーをつなぎ、写真アプリの「読み込む」で取り込めます(Appleのユーザガイド)。容量が足りないなら、外付けSSDに逃がす方法をiPhoneの外付けSSDの記事にまとめています。帰宅後に家族の写真と一緒に保管するなら、NASの解説も参考になります。
カメラ本体から直接取り込む方法もあります。DJIのFAQによると、Osmo Pocket 4の内蔵ストレージからはUSB-Cで最大800MB/s、Wi-Fiでは最大90MB/sで書き出せます。キヤノンは、4GBを超える動画はOSの標準機能では取り込めないことがあるため、カードリーダーを使うよう案内しています。
編集部としては、旅行中はカードを容量いっぱいまで使い切らず、コピーが済むまで撮影済みのカードを再フォーマットしない運用を勧めます。256GBを1枚より、128GBを2枚に分けるほうが、1枚の故障や紛失で失う量は小さくなります。
空港の手荷物検査については、キオクシアがX線0.1Gyの被ばく後も動作することを確認しているとし、心配なら検査所に相談するよう案内しています。SamsungのP9 Expressも、空港のX線検査装置に相当する最大100mGyへの耐性をうたっています。
まとめ:あなたに合うカード
カードの性能差は、最大速度の数字ほど大きくは効きません。効くのは、使う機器とモードが求める最低速度を満たしているかどうかです。
- Osmo Pocket・Osmo Action・GoPro・ドローンに挿す人:U3・V30・A2のmicroSD。DJI機ならメーカーの推奨リストから選ぶと迷いません
- ミラーレスやVlogカメラで標準の4Kを撮る人:U3(V30)のSDカードで十分です
- All-Intra・10bit・高ビットレートを使う人:取扱説明書のV60・V90指定に合わせ、UHS-IIカードを選びます。RAW動画はCFexpressが要る機種があります
- Switch 2で遊ぶ人:microSD Expressだけを選びます。手持ちのmicroSDはゲーム保存には使えません
- Osmo Pocket 4・Osmo Action 6・Osmo 360 IIで短い旅行を撮るだけの人:まず内蔵ストレージで足りるか試してからでも遅くありません
Sources
- SD Association「Speed Class」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- SD Association「Application Performance Class」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- SD Association「Bus Speed (Default Speed/High Speed/UHS/SD Express)」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キオクシア「microSD / SDメモリカード よくあるご質問(FAQ)」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キオクシア「SDメモリカード」製品一覧 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キオクシア「microSDメモリカード」製品一覧 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キオクシア「EXCERIA PRO G2 SDメモリカード V60」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キオクシア「EXCERIA PLUS G3 microSDメモリカード」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キオクシア「EXCERIA G2 SDXC UHS-Iカード 128GB (KSDU-B128GBK) の無償交換について」(2026年10月21日) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キオクシア「並行輸入品と模倣品について」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Sandisk「サンディスク エクストリーム microSDXC UHS-Iカード」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Sandisk「サンディスク エクストリーム プロ SDXC UHS-IIカード」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Sandisk「SANDISK microSD Expressカード」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Sandisk「バルク製品および並行輸入品に関する重要な情報」(2012年1月18日) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITGマーケティング「メモリーカード」(Samsung製品) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ITGマーケティング「P9 Express microSD Express Card」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- 任天堂「microSD Expressカードについて」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- 任天堂「Nintendo Switch 2 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「Osmo Pocket 4 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「Osmo Pocket 4 FAQ」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「Osmo Pocket 3 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「Osmo Action 6 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「Osmo 360 II 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「DJI Mini 5 Pro 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「DJI Neo 2 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- DJI「DJI Neo 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- GoPro「HERO13 Black」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- GoPro「MISSION 1シリーズ」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- GoPro「MAX2」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ソニー「ZV-E10 II ヘルプガイド:使用できるメモリーカード」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ソニーマーケティング「デジタルイメージング商品の一時ご注文停止に関するお知らせとお詫び」(2026年3月27日) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- ソニーマーケティング「デジタルイメージング製品の一部ご注文受付再開についてのお知らせ」(2026年9月1日) (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キヤノン「PowerShot V1 製品マニュアル:動画記録サイズ」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キヤノン「PowerShot V1 製品マニュアル:主な仕様(要求カード性能)」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キヤノン「EOS R6 Mark III 製品マニュアル:使用できるカードについて」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キヤノン「EOS R6 Mark III 製品マニュアル:主な仕様(要求カード性能)」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- キヤノン「PowerShot V1 仕様」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Lexar「Lexar Professional SILVER PLUS microSDXC UHS-Iカード」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
- Apple「iPhoneで写真やビデオを読み込む/書き出す」 (2026-10-23確認)(新しいタブで開きます)
Newsletter
こうした発見を、メールで受け取りませんか。
新着製品と読みものを、週2回お届けします。



